【苦手克服!】不定詞の名詞的用法まとめ

準動詞

 

こんにちは、講師Nです。今回は不定詞を扱います。

 

 

不定詞…なんだか苦手…

 

 

そんな人のためのやり直し不定詞。

 

不定詞って、to Vの形をしたもののことです(たまにVだけのこともアリ)。訳し方にいくつかパターンがあるので、それが混乱のもとになっているんですね。

 

ただ、下記の5つの要素を押さえておけば、それだけで終わりなんです。種類は多いけど、一つずつ丁寧に押さえていけばそれでOKなんです。

 

不定詞のポイント
  1. 名詞的用法
  2. 形容詞的用法
  3. 副詞的用法
  4. be to用法(助動詞的表現)
  5. その他ルール

 

今回は1の名詞的用法を取り上げます。死ぬほどシンプルに紹介するのでお付き合いください。

 

<参考>

不定詞の形容詞的用法②

不定詞の副詞的用法③

不定詞のbe to用法④

不定詞のその他ルール(否定形など)⑤

 

名詞的用法

名詞的用法のポイントは2つです。

 

名詞的用法
  1. to Vで「Vすること」という訳になる。
  2. 文の中でS, C, Oになることができる。

 

これは「名詞的用法か?」の見極めポイントにもつながります。特に、文の中でS, C, Oになっているかどうかは、結構重要な見極めポイントです。

 

名詞的用法(基礎編)

まずは基本から。例文で考えてみましょう。

 

<To study English (S)> is interesting. (英語を勉強することは、面白い)

 

<To study English>で一つのかたまりになっています。訳は「英語を勉強すること」ですね。

 

で、これってisの前にあるわけじゃないですか。isは動詞です。動詞の前にあるってことは、<To study English>はS (主語)ってことなんです。

 

Sの位置にあるから名詞的用法なんですね。訳してみても不自然ではないです。

 

CやOの位置にあるパターンもみてみましょう。

 

My dream is <to become a doctor (C)>. (わたしの夢は、医者になることだ)

I want <to play tennis (O)>. (わたしは、テニスをすることを欲する = わたしは、テニスをしたい)

 

まずは上の方から。

 

「My dream (わたしの夢) = to become a doctor (医者になること)」なので、<to become a doctor>はC (補語)ですね。Cということは、名詞的用法「Vすること」と訳すわけです。

 

下の方も同じ。

 

O (目的語)の位置にあるので、名詞的用法と判断します。ちなみにこれ、“want to V: Vしたい”という熟語で覚えている人も多いと思います。

 

別にどう覚えても構いませんが、実は名詞的用法の意訳からきている、ということは頭の隅に置いておいてください。

 

“want (~を欲する) + to play tennis (テニスをすること) = テニスをすることを欲する = テニスをしたい”

 

というつながりですね。

 

名詞的用法(応用編①)

形式itと絡むパターンです。ひとことで言うと、形式itとは意味のないitのことです。to Vのカタマリをitへ代入して訳します。

 

また、このパターンではfor A to V/of A to Vの形をとることも多いので、そちらにも注目です。

 

<参考>itの特殊な用法②(形式it)

 

例文で見てみましょう。

 

It is difficult for me <to get up early in the morning>. (わたしにとって朝早くに起きることは、難しい)

→訳すときのイメージ: It <To get up early in the morning> is difficult for me.

 

<to get up~>のカタマリがitの位置にあるかのように訳すんですね。これが形式it。

 

ちょっと難しいですが、「Vすること」と訳す名詞的用法の基本からは外れていません。

 

また、for Aの部分は「わたしにとって」と訳しています。for Aは「Aにとって/Aが」という訳が基本です。文脈に合う方の訳を採用するようにしましょう。

 

 

of A to Vの例文も見てみましょう。

 

It is foolish of him <to skip a class>. (授業をさぼるなんて彼はバカだ)

 

for A to Vとの違いは、

  1. to Vが、彼をfoolishだと理由になっている
  2. foolishが彼に対する評価になっている
  3. 「彼=バカ」という関係が成り立っている

です。

 

it is C for A to V / of A to Vのポイント
  • itは仮主語。itへto Vを代入して訳す
  • for A to Vは「AがVすること」、「AにとってVすること」と訳す
  • of A to Vは「Vするとは、AはCだ」と訳す。for A to Vとの違いは、「①to Vが、AをCだと思う理由になっている」「②Cの部分がAに対する評価になっている」「③A= Cという関係が成り立っている」

 

 

 

 

なお、上の例文では形式itがSの位置にきていましたが、Oの位置にくるパターンもあります。

 

I found it difficult <to pass the examination>. (わたしは、その試験を通過することが難しいとわかった)

 

find O Cで「OがCだとわかる」と訳します。<to pass~>がOの位置、つまりitの位置にあるかのように訳されていますね。

 

この形をとる動詞はある程度限られているので、代表的なものをまとめておきます。

 

形式it(目的語)を使える主な動詞
  • find it C to V: to VすることがCだとわかる
  • think (considerも可) it C to V: to VすることをCと考える
  • make it C to V: to VすることをCとする

 

名詞的用法(応用編②)

今度は、疑問詞とto Vが結びついたパターンです。一覧で示します。

 

疑問詞+ to V
  • what to V: 何をVすべき
  • which to V: どれをVすべき
  • who to V: 誰をVすべき
  • when to V: いつVすべき
  • where to V: どこでVすべき
  • how to V: どのようにVすべき
  • whether to V: Vすべきかどうか

 

 

疑問詞はもともと持っている意味のまま(whatなら「何」)、to Vは「Vすべき」と訳せばOKです。

たとえば”what to V”なら「何をVすべきか」ですが、これも直訳すれば「何をVするべきかということ」ですね。やはりS, C, Oの位置にくるので、名詞的用法の一つなのです。

 

I don’t know what to read. (わたしは何を読むべきかを知らない = わたしは何を読むべきかわからない)

I decided whether to visit China. (わたしは中国を訪れるべきかどうかを決めた)

 

おわりに

いかがでしたか?名詞的用法はひとまず終わりです。次回は形容詞的用法を紹介します!

 

では!


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