今回は“gram/glam/graph”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“gram/glam/graph”で始まる英単語まとめ
“gram/glam/graph”には、
- gram/glam/graph: 書く/書かれたもの
というイメージがあることを意識してください。
例えば「grammer: 文法」は文字を書くための技術のことですよね。
また、「graph: 図表、グラフ」などは何かを説明するために書かれたものです。
gram/glam/graph: 書く/書かれたもの、というイメージを頭に入れて、下のまとめに目を通してみてくださいね。
ポイント
- grammar: 文法
- grammarian: 文法家
- grammatical: 文法の
- grammatically: 文法的に
- grammaticality: 文法的であること
- gramophone: 蓄音機(音を記したもの)
- graph: グラフ、図表
- graphic: 図表の、図で示した
- graphical: コンピュータグラフィックの
- graphically: グラフを用いて、生々しく
- graphology: 筆跡学(「logy: ~学」)
- graphologist: 筆跡学者(「ist: ~する人」)
- biography: 伝記、伝記文学(「bio: 生命」の意。人生について書かれたもの)
- biographer: 伝記作家(「er: する人」)
- biographical: 伝記の、伝記風の
- autograph: 直筆、サイン(「auto: 自ら」)
- autobiographer: 自叙伝作家
- autobiography: 自叙伝
- diagram: 図式、電車のダイヤ(「dia: 横切って」)
- telegram: 電報(「tel: 離れた」)
- telegraph: 電信機
- thermography: サーモグラフィー(「thermo: 熱」)
- program: プログラム
- stenographer: 速記者
- paragraph: パラグラフ、段落
- photograph: 写真
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
コメント
[…] gram, graph (= writing 書くもの) […]
[…] hologram: ホログラム(「gram: 書く」の意。何かを完全に書いて再現するもの) […]
[…] ・thermography: サーモグラフィー(「thermo: 熱」、「graph: 書く」という語源から) […]
[…] zoogeography: 動物地理学(「graph: 書く」の意。どこに動物が住んでいるか地図を描くイメージ) […]