【決定版】分詞構文の意味・作り方まとめ

準動詞

 

こんにちは、講師のNです。

 

今回は分詞構文の紹介をします。

 

分詞構文…ってなんだっけ?

 

そんな人でも大丈夫!シンプルに説明するので安心してください!

 

分詞構文とは?

分詞構文とは、Vingを使って2つの文をざっくりつなげたものです。

 

例文で見てみましょう。

Opening the door, I found him there.

(ドアを開けると、わたしはそこに彼を見つけた)

 

前半部分の”Opening~”ですが、これはイコール”When I opened the door”なんです。

When I opened the door, I found him there.

(わたしがドアを開けたとき、わたしはそこに彼を見つけた)

 

 

ただ、”When~”といちいち言うのはめんどくさい。

 

もう少し「ゆるい感じ」で文をつなぎたい。そんなときに分詞構文を使います。

 

分詞構文の作り方

というわけで、分詞構文を使う際は、元の文章が存在することを意識しましょう。

(上の例文で言えば”When~”です)

 

それを分詞構文へ変換する際、どのような変換が頭の中で行われているかを下記の通りまとめました。

 

分詞構文の作り方
  1. 接続詞を消す ※1
  2. 主語を消す (「分詞構文の主語≠主節の主語」となる場合は、原則主語を消さない)
  3. 動詞をVingにする ※2
  4. 時制を過去へずらす場合はhaving Vp.p.を使用。受動態にする場合はbeing Vp.p.を使用。

 

※1 省略される代表的な接続詞は下記の通り

  • 理由 「~なので」 (as, because, since)
  • 時 「~するとき、~する間、~したあと」 (when, while, after)
  • 付帯状況 「~しながら」 (as)、 「…、そして~」 (and)
  • 譲歩 「~ではあるが」 (though, although)
  • 条件 「もし~すれば」 (if)

 

※2 Vingの否定/時制/省略は下記の通り

  • 否定する場合 ⇒ Not Ving
  • 時制がズレている場合 ⇒ Having Vp.p.
  • 省略が起きやすい場合 ⇒ Having been, been ⇒ 主語が残っていれば省略しないことが多い

 

 

先ほどの例文で見てみましょう。

 

元の文:When I opened the door, I found him there.

  1. I opened the door, I found him there. (接続詞whenを削除)
  2. Opened the door, I found him there. (主語Iを削除)
  3. Opening the door, I found him there. (動詞openをopeningに変更)

 

今回は受動態や時制を考慮する必要がないので、これで完成です。

 

 

次はもう少し特殊な例を見てみましょう。

 

元の文:As he had not visited his hometown for a long time, his old friends forgot him. (彼は彼の故郷を長いこと訪れていなかったので、彼の古い友達は彼のことを忘れていた)

 

  1. As he had not visited his hometown for a long time, his old friends forgot him. (接続詞asを削除)
  2. He had not visited his hometown for a long time, his old friends forgot him. (He≠his old friendsなので、主語Heを削除しない)
  3. He not having visited his hometown for a long time, his old friends forgot him. (時制がズレているのでhaving Vp.p.にし、notを前に置く)

 

 

一番のポイントは手順2です。

 

前半部分”He~”と後半部分”hid old friends~”では主語が食い違っていますね。

 

ここで前半部分の主語を省略したら、読み手が「前半部分の主語はHeである」という情報を読み取ることは困難になります。だって、書いてないんですもん。

 

というわけで、前半部分/後半部分で主語が食い違っている場合は、原則主語の省略はしないのです。理屈で考えれば、ある意味当然の話ですね。

 

分詞構文の訳し方

分詞構文の作り方にもありましたが、分詞構文では接続詞が省略されています。

 

つまり、省略される接続詞の種類によっては、訳し方(意味)が変わってくるということです。

 

訳し方のパターンはざっくり下記の通り。

 

分詞構文の訳し方パターン

時 「~するとき、~する間、~したあと」 (when, while, after)

Opening the door, I found him there. (ドアを開けると、わたしはそこに彼を見つけた)

Seen from a distance, life is a comedy. (遠くから見ると、人生とは喜劇だ)

※二つ目の文は「When life is seen from a distance,~」という文を前提にしています

 

理由 「~なので」 (as, because, since)

Having a lot of homework, I was busy. (たくさんの宿題があったので、わたしは忙しかった)

 

条件 「もし~すれば」 (if)

Starting right now, you can catch the train. (いますぐ出れば、君はその電車に間に合う)

 

譲歩 「~ではあるが」 (though, although)

Admitting your opinion, I think you are wrong. (君の意見は認めるけれど、わたしは君が間違っていると思う)

 

付帯状況 「~しながら」 (as)、 「…、そして~」 (and)

She walked to the store, listening to music. (音楽を聴きながら、彼女はそのお店まで歩いていった)

 

 

たくさんあって迷いそうですね。

 

しかし、です。

 

これは「理由」で、これは「条件」で…と、厳密に訳す必要はありません。2つの文をゆるくつなげるイメージで訳せばOKです。

 

分詞構文の挿入位置は、以下の3パターンです。

  • パターン1(文の頭): “分詞構文”, SV
  • パターン2(文の中):S, “分詞構文”, V
  • パターン3(文の末尾):SV, “分詞構文”

 

パターン1とパターン2では、「時」「理由」の訳となることが多いです。

パターン3では、「付帯条件」の訳となることが多いです。

 

 

なお、「分詞構文だけど〇〇のパターンで訳してね!」と筆者が明示したいときは、接続詞が省略されずに残ることもあります。

 

接続詞さえあれば、どのパターンの訳かハッキリしますからね。

 

下の例文だと、接続詞”While: ~する一方で、~だけれども”が省略されずに残っています。

While admitting your opinion, I think you are wrong.

(わたしは君の意見を認めるけれど、わたしは君が間違っていると思う)

 

慣用的な分詞構文

熟語化した分詞構文もあります。これは覚えるだけです。単語の意味を意識すると、頭に残りやすくなると思います。

 

慣用的な分詞構文
  • broadly speaking: おおざっぱに言うと
  • frankly speaking: 率直に言うと
  • generally speaking: 一般的に言うと、概して
  • strictly speaking: 厳密に言うと
  • relatively speaking: 相対的に言うと
  • considering A: Aを考慮すると
  • taking A into consideration: Aを考慮に入れると
  • granting (granted) that~: たとえ~だとしても (grantは「許可する、承諾する」)
  • judging from A: Aから判断すると
  • speaking (talking) of A: Aの話といえば
  • weather permitting: 天気が良ければ

 

おわりに

いかがでしたか?分詞構文はこれで終わりです。

 

特に「分詞構文の作り方」は何度も復習してください。ここさえ理解しておけば、テストに出るような文法問題には対応できるはずです。

 

それでは!

 


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コメント

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