今回は“chron”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“chron”を含む英単語まとめ
chronには、
- chron: 時間(time)
というイメージがあることを意識してください。
「chronicle: 年代記、記録」という単語は「クロニクル」という表現で、日本語にも溶け込んでいると思います。
※ねじまき鳥クロニクルは村上春樹氏の小説のタイトルにもなっていますね。英訳版はThe Wind-Up Bird Chronicleというタイトルです。
また、クロノ・トリガーは日本のRPGですが(超名作です)、これもやはり時間を旅するお話です。
下記には「chron: 時」という語源の単語を集めてみました。イメージを意識しつつ目を通してみると、単語の意味が頭に残りやすいですよ!
- chronic: 慢性の、常習の長期にわたる(「ic: 単語を形容詞化」)
- chronically: 慢性的に、絶えず(「ly: 単語を副詞化」)
- chronicle: 年代記、記録
- chronicler: 年代記編者、編年史家(「er: ~する人/モノ」)
- anachronism: 時代遅れの人/物、時代錯誤(「ana: さかのぼって」)
- anachronistic: 時代錯誤の、時代遅れの(「ic: 単語を形容詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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