今回は“pac, pay, peac, peas”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“pac, pay, peac, peas”を含む英単語まとめ
“pac, pay, peac, peas”には、
- pac, pay, peac, peas: 平和(peace)
というイメージがあることを意識してください。
世界史をやっていた方はわかると思いますが、「パックス・ロマーナ(ローマによる平和)」と同じ音を含んでいますよね。
例えば、「peace: 平和」はそのまま平和のイメージですね。他には、「pay: ~を支払う」というのも、お金を払って債務者をなだめるというのが語源になっています。
また、語尾に「fy: ~にする/単語を動詞化」が付くと、「pacify: ~をなだめる、静める」という意味になります。
また、「pacific: 太平洋、和解的な、平和な」は、太平洋が穏やかだったところから来ています。たしかに、太平洋は日本海側に比べて波が穏やかですよね。
※1 ちなみに、超どうでも良いですが、「パックマン (Pac-Man)」の語源は「パクパク食べるから」ということで、「平和」とは関係ないみたいです。「もしや…⁈」と思い調べてみたのですが残念です。ただ、googleで「パックマン」と検索するとパックマンのゲームを無料で遊べます。筆者は1時間くらい無為に過ごしてしまいました。
※2 さらにどうでも良い話ですが、小島よしお氏の「おっぱっぴー(Ocean Pacific Peace)」は「太平洋に平和を」というところから来ているようです。「平和」という語源を含む単語が二つも含まれているので縁起が良いですね。
このように、「pac, pay, peac, peas: 平和」というイメージを意識して、下記の単語に目を通してみてくださいね。
- pacific: 太平洋、和解的な、平和な
- pacify: ~をなだめる(「fy: ~にする/単語を動詞化」)
- pay: ~を支払う
- payment: 支払い(「ment: 単語を名詞化」)
- peace: 平和
- peaceable: 平和を好む、おとなしい(「able: 可能」)
- peaceably: 穏やかに(「ly: 単語を副詞化」)
- peaceful: 穏やかな、静かな(「ful: 単語を形容詞化」)
- peacefully: 平和に、安らかに
- appease: ~をなだめる、和らげる(「ap: ~へ」)
- appeaser: (欲求などを)満たすもの/人、妥協する人(「er: ~する人/モノ」)
- appeasement: 海獣、宥和政策、紛らわすこと
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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