今回は“dou/du/do”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“dou/du/do”で始まる英単語まとめ
“dou/du/do”には、
- dou/du/do: 2つ
というイメージがあることを意識してください。
「double: 2倍の」は最もなじみ深い単語ではないかと思います。
また、
- doubt that SV-: SV-ではないと疑う(≒don’t think that SV-)
- suspect that SV-: SV-であると疑う(≒think that SV-)
は受験生がよく間違える表現です(参考:suspectとdoubtの違い)。
しかし、
- doubt: 2つに道が分かれていて、「本当にこっちにあるの? ないんじゃないの?」と疑心暗鬼になる
- suspect: 「sus: 下 + pect: 見る」なので、下から「何かあるんじゃないの?」と見る
と考えると、両者の違いがよりわかると思います。
「dou/du/do: 2つ」というイメージを頭に入れて、下のまとめに目を通してみてくださいね。
ポイント
- double: 2倍の
- doublet: 二重語、ぞろ目
- duet: デュエット、二重奏
- doubt: ~ではないと疑う
- doubtful: 疑わしい(「ful: 単語を形容詞化」)
- doubtless: 疑いなく
- dubious: 疑わしい
- dozen: 1ダース(「zen: ten」)
- dual: 二重の
- dualism: 二重性、二元論
- duality: 二重性、二元性
- duplicate: ~を複写する
- duplication: 二重、複製、複写(「ion: 単語を名詞化」)
- duplicator: 複写機、複製者(「or: ~する人、モノ」)
- redouble: ~を倍加する、強める、増す(「re: 再び/replay」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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[…] du, dou, do (= two 2) […]
[…] double: 二倍の、倍の(「dou/du: 2つの」) […]