今回は“vis”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“vis”で始まる英単語まとめ
“vis”には、
- vis: 見る(see)
というイメージがあることを意識してください。
「vision: 視力」は見ることそのものを意味しますよね。
また、「visit: ~を訪れる」などは、誰かを見に行くことです。
「vis: 見る」というイメージを頭に入れて、下のまとめに目を通してみてくださいね。
ポイント
- vision: 視力
- visible: 目に見える(「able: 可能」)
- invisible: 目に見えない(「in: 否定/impossible」)
- visual: 視覚の(「al: 単語を形容詞化」)
- visually: 外見は、見た目には(「ly: 単語を副詞化」)
- visualize: ~を心に思い浮かべる、視覚化する(「ize: 単語を動詞化」)
- visualization: はっきり思い浮かべること、可視化、視覚化(「ion: 単語を名詞化」)
- visage: 顔、顔つき、容貌
- advise: ~に忠告する、助言する(「ad: ~の方を」の意)
- advice: 忠告、助言(adviceの最後の音は/s/と発音。adviseは/z/で、スペルの違いにも注意)
- device: 装置、方法、計略(「de: 離れて」の意。ある物から一歩離れて見てみるイメージ)
- devise: ~を考案する、計画する
- envisage/envision: ~を心に描く、予想す(「en/in: 中」の意。心の中で見るイメージ)
- envy: 妬み、嫉妬(「en/in: 中」の意。悪意をもって中を見るイメージ)
- evidence: 証拠(「ex: 外/exit」の意。外で見えるもの)
- evident: 明らかな
- evidently: 明らかに
- improvise: ~を即席に作る、即興で作る(「im: 否定/impossible」の意。先を見通さないイメージ)
- improvisation: 即興
- provision: 供給、用意、提供(「pro: 前もって」の意。前もって見るイメージ)
- provide: ~を提供する
- proviso: 但し書き、条件
- review: 再検討、~を再検討する(「re: 再び/replay」)
- revise: ~を変える、見直す、改訂する
- revision: 改訂、改訂版、修正
- revisionism: 修正主義(「ism: 主義」)
- revisionist: 修正主義者の(「ist: ~する人」)
- revisory: 改訂の
- supervise: ~を監視する(「super: 上、超えた/superman」の意。上から見るイメージ)
- supervision: 監視
- televise: ~を放送する(「tele: 遠い」)
- television: テレビ
- video: ビデオ
- view: 視界、見方、意見
- visa: ビザ
- vista: 見通し、眺め
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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