今回は“neg, ny, ni”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
neg, ny, ni”を含む英単語まとめ
“neg, ny, ni”には、
- neg, ny, ni: 否定する(deny)
というイメージがあることを意識してください。
「neglect: ~を放っておく、世話を怠る」は、「ネグレクト = 育児放棄」の意味で使われますよね。
また、「deny: ~ということを否定する」もなじみ深いと思います。「deny (デナイ)と否定する」というギャグは、日本の英語教育を受けた方なら一度は聞いたことがあると思います。(いや、ない)
これは余談ですが、notやneither、norなど、「否定」を意味する単語は、nを含むことが多いですよね。nには否定的なイメージが伴うのでしょうか?
※ざくっと調べてみましたが、手元の書籍では見つからず…。どなたかご存知の方がいたら教えてください。
このように、「neg, ny, ni: 否定する」というイメージを意識して、下記の単語に目を通してみてくださいね。
ポイント
- negate: ~を無効にする、否定する
- negation: 否定、否認、反対(「ion: 単語を名詞化」)
- negative: 害のある、よくない、消極的な(⇔positive)
- negatively; 否定的に、否定して(「ly: 単語を副詞化」)
- negativity: 消極性、無気力(「ity: 単語を名詞化」)
- negator: 否定語(「or/er: ~する人/モノ」)
- neglect: ~を放っておく、世話を怠る(「lect: 選ぶ、拾い上げる」)
- neglectful: 怠惰な(「ful: 単語を形容詞化」)
- negligence: 不注意、怠慢(「ence: 単語を名詞化」)
- negligent: 怠る、怠慢な、ずぼらな(「ent: 単語を形容詞化」)
- negligently: 怠慢に、ずぼらに
- negligible: 無視できるほどの、取るに足らない(「ible: 可能」)
- negotiate: 交渉する(「oti: ヒマ」「ate: 単語を動詞化」、「暇がない状態にする」というイメージ)
- negotiation: 交渉
- abnegate: ~を放棄する(「ab: 離れて」)
- abnegation: 放棄、自制
- deny: ~でないと否定する
- deniable: 否認できる
- deniability: 否認権
- denier: 否認する人
- renegade: 裏切者、転向者、改宗
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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