今回は“post”を接頭辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接頭辞とは、単語の末尾のつづりのことです。単語の意味を大きく変える傾向があります。
“post”を含む英単語まとめ
接頭辞”post”には、
- post: 後ろに(特に「時系列的に後ろ」の意味になることが多い)
という意味があることを意識しましょう。
例えば、「postpone: ~を延期する」は、
- post: 後ろに
- pone: 置く(=put)
という成り立ちです。
ある予定をカレンダーの後ろの方へ置き直すイメージで捉えられると思います。「put off~: ~を延期する」と通ずるものがありますね。
また、「postmodern: ポストモダン」は、「modern: 現代」の「post: 後ろ」に続く何かに言及するとき使用される表現ですよね。
下記には代表的な単語をいくつかピックアップしてみました。「post: 後ろに(特に「時系列的に後ろ」の意味になることが多い)」というイメージをつかみつつ、ザっと眺めてくださいね。
ポイント
- post-impressionism: 後期印象派(「impression: 印象」、「ism: 主義」)
- postgraduate: 大学卒業後の(大学院の)、博士号取得後の
- postindustrial, post-industrial: 産業化以後の
- postmodern: ポストモダン
- postmodifier: 後置修飾語(「modifier: 修飾語、SVOCMのMのこと」)
- postnatal: 出産後の(「nat: 生まれる」)
- postpone: ~を延期する
- postposition: 後置詞(「position: 場所」)
- postscript, PS: 追伸(「script: 書かれる」)
- postulate: ~を仮定とする、前提とする
- postwar: 戦後の(「war: 戦争」)
※セットで「ante: 前」もチェックしておくと良いと思います。下記の記事でサクッと確認できますよ!
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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