【絶対わかる】the Olympic Gamesはなぜ”the”と”複数形のs”が付くのか?

基本表現・語源

 

今回は「the Olympic Games: オリンピック」に

  • なぜ”the”がつくのか?
  • なぜ複数形が使われているのか?

という理由を考えてみました。

 

2021年現在、大変話題になっているオリンピックの名称について、一緒に勉強していきましょう!

 

複数形になっている理由

まずは複数形になっている理由から考えると良いでしょう。

 

これはズバリ、様々なゲームの複合体がオリンピックだからですね。

 

陸上、バレー、バスケ、サッカー…様々な競技の様々な試合が行われますよね。そのため複数形になっているのですね。

 

 

ちなみに、ウィズダム英和辞典 第4版によれば、「通例複数、時に単数扱い」とのことです。

 

複数形のsがついているので原則複数扱いとなるのですが、「オリンピック全体」を一つのカタマリと捉え、単数扱いとなることもあるのですね。

 

なお、「the United States: アメリカ合衆国」は複数形のsがついていますが、通常単数扱いとします。「国全体で一つ」という意識が強く働くのですね。

 

追記:the Olympic Gamesを省略してthe Olympicsと記述することもあります。

 

theがついている理由

theがついている理由は、ずばり「まとまり感」を出すためです。

 

例えば、下記の例文で「theがくるっとまとめあげる感覚」を考えてみましょう。

There were two dogs, and the dogs were barking.

(二匹のイヌがいた。そしてそのイヌたちは吠えていた)

 

 

これは下記のようイメージです。(註:これはイヌの絵です)

 

 

世の中にイヌはたくさんいるけれど、その中でもある特定のイヌ (the dog)について話をしていますよ、というのがここで把握してほしい”the”のイメージです。

 

 

これって、世の中にたくさんいるイヌの中から、特定の2匹だけをまとめて話題に出しているということですよね。

 

世の中には様々なイヌがいますが、ここでは”the”をつけることで、「ある特定の二匹のイヌをくるっとまとめ上げて取り出すこと」が出来ています。

 

 

“the Olympic Games”に”the”がついているのも、同じ観点から説明できそうです。オリンピックは様々な競技をひとまとめにした大会のことですよね。つまり、「いろいろな競技がひとまとめになっているんだよ」というまとまり感を示すために、”the”を冒頭に付けているのですね。

※2020東京オリンピックは、政府やIOCのアホっぷり、横暴っぷりに日本人の心がバラバラになっている気もしますが、それはまた別の話ですね!

 

 

ちなみに、下記の表現にも、特定のモノを「くるっとまとめ上げて取り出す感覚」で”the”が使用されています。

 

くるっとまとめ上げるのでtheが付く表現
  • the Japanese Islands (日本列島)
  • the United States (アメリカ合衆国)
  • the Browns (ブラウン一家)
  • the Alps (アルプス山脈)
  • the New York Yankees (ニューヨークヤンキース)

 

 

なお、theのさらに詳しい話は下記の記事を読めばバッチリです。5分程度で、今まで誰も教えてくれなかった本当のtheの意味が丸わかりです。

【超決定版】theの意味・使い方まとめ

 

結論

というわけで、「the Olympic Games: オリンピック」に

  • なぜ”the”がつくのか?
  • なぜ複数形が使われているのか?

 

という疑問に対する答えは、

  • なぜ”the”がつくのか? ⇒いろんな競技/試合をまとめ上げるため
  • なぜ複数形が使われているのか? ⇒いろんな競技/試合が行われるため

ということになります。

 

 

なお、theやaなどの冠詞についてさらに詳しく学びたい方には、aとtheの底力 — 冠詞で見えるネイティブスピーカーの世界が超おススメです。

 

わたしが今まで読んだ冠詞系の本の中で、一番わかりやすい&本質に迫った説明がなされていると感じました。一般の書店にはあまりないのですが、ぜひ一度お読みすることをおススメします。

 

 

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  1. ロイヤル英文法
  2. 現代英文法講義
  3. 教師のためのロイヤル英文法

がダントツでおススメです。

 

 

何か疑問があれば、真っ先に調べるのがロイヤル英文法です。当ブログでも、「この記述で大丈夫かな?」と不安になることがあれば、よく活用させて頂いています。

 

 

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それでは!

 


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