今回は“wise”を接尾辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接尾辞とは、単語の末尾のつづりのことです。単語の品詞を大きく変える傾向があります。
“wise”を含む英単語まとめ
接尾辞”wise”には、
- wise: 単語を副詞化(方法、様態の意味になりやすい)
という役割があることを意識してください。
たとえば、「otherwise: さもないと」は、聞いたことのある人も多いと思います。他には、「likewise: 同じように、同様に」もやはり副詞ですね。
下記には代表的な単語をいくつかピックアップしてみました。「wise: 単語を副詞化」という観点から眺めてみてくださいね。
- clockwise: 時計回りに(⇔「anticlockwise, counterclockwise: 反時計回りに」)
- coastwise: 海岸に沿って
- contrariwise: これに反して、逆に
- crabwise: (カニのように)横ばいに
- crosswise: 横切って
- edgewise: 刃を上に
- endwise: 端を上向きに
- likewise: 同じように、同様に
- longwise: 縦に
- nowise: 少しも~ない
- otherwise: さもないと
- pennywise: 一文惜しみの
- slantwise: 斜めに
- stepwise: 一歩ずつの、段階のように
※ちなみに、wiseで終わる単語も似たような意味になる傾向があります。
【語源でイメージ】”接尾辞 wise”の英単語まとめ【単語を副詞化!】
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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