今回は、curious, accurate, procure, secure, manicureの意味を語源から考えてみたいと思います。
一体どのような語源を持つのか?
サクッと確認していきましょう!
中心はcure「注意、心配」
今回中心になっているのは、cureです。
cureには「注意、心配」といった意味合いがあるのです。
そのため、cureが動詞として使われると、
- cure:~を治療する(≒注意を向けて治す)
という意味になるのです。
curious「好奇心の強い」
curious「好奇心の強い」は次のように考えてみましょう。
- cure-:注意、心配
- -ious:~に満ちた(単語を形容詞化)
つまり、
「注意に満ちた」
↓
「あるモノに注意を向けまくっている」
↓
「好奇心の強い」
となるわけですね。
accurate「正確な」
accurate「正確な」は次のように考えてみましょう。
- ac-:~に(註:ad-等と同様。toのように「~の方向に」という方向性を意味)
- cure:注意、心配
- -ate:~のある(単語を形容詞化)
つまり、
「何か一点に注意を向ける」
↓
「何か一点に注意を向けると作業が正確」
↓
「正確な」
となるわけですね。
procure「~を調達する、斡旋する」
procure「~を調達する、斡旋する」は次のように考えてみましょう。
- pro-:前に、~のために
- cure:注意、心配
つまり、
「前もって注意しておく」
↓
「前もってモノを準備しておく」
↓
「~を調達する、斡旋する」
となるわけですね。
secure「安全な」「~を確保する」
secure「安全な」「~を確保する」は次のように考えてみましょう。
- se-:~のない
- cure:注意、心配
つまり、
「心配のない」
↓
「安全な」
↓
「(安全など)を確保する」
となるわけですね。
manicure「マニキュア」
manicureは「マニキュア」、これはそのまんまですね。笑
- mani-:手
- cure:注意、心配
つまり、
「手に注意を向ける」
↓
「手を手入れする」
↓
「マニキュア」
となるわけですね。
「マニキュア」という単語の意味よりも、
mani-が「手」という意味を持つことを押さえておきましょう。
mani-を含む単語はよく出てきます。
おわりに
いかがでしたか? 語源から単語を捉えると、単語が覚えやすい&イメージを鮮明につかむことが出来ると思います。
もしよろしければ、【英語語源】語根・単語イメージ一覧に英語の語源を一覧でまとめてあるので、チェックしてみてくださいね。
コメント
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