今回は、enclose, disclose, closet, closure…
の意味を語源から考えてみたいと思います。
中心はclose「閉じる」
今回中心になっているのは、closeです。
closeには「閉じる」という意味があります。
close the door「ドアを閉める」と同じだね!
ちなみに、cludeも「閉じる」という意味を持っています。
コチラは下記の記事でまとめてみたので、興味のある方は一緒にどうぞ!
【語源clude】include, exclude, precludeの意味
enclose「~を同封する、囲む」
enclose「~を同封する、囲む」は、次のように考えてみましょう。
- en-:中へ
- -close:閉じる
つまり、
「中へ閉じる」
↓
「~を同封する、囲む」
となるわけですね。
disclose「~を明らかにする、公表する」
disclose「~を明らかにする、公表する」は次のように考えてみましょう。
- dis-:反対、分離
- -close:閉じる
つまり、
「閉じることの反対」
↓
「閉じ込めてしまわず、外に見える状態にする」
↓
「~を明らかにする、公表する」
となるわけですね。
disclosure「開示、公開」
コチラはオマケ。
disclosureで「開示、公開」という意味になります。
- disclose:~を明らかにする、公表する
- -ure:こと(単語を名詞化)
つまり、
「明らかにすること」
↓
「開示、公表」
となるわけですね。
disclosureは結構よく出てくる単語ですので、これを機会に覚えてしまいましょう!
closet「クローゼット」
closet「クローゼット」は、次のように考えてみましょう。
- close-:閉じる
- -et:小さい
つまり、
「閉じる小さい場所」
↓
「クローゼット」
となるわけです。
まあ、これは日本語の「クローゼット」で覚えてしまうのが早いですね。
語源の意味ないじゃん!
どちらかというと、ここでは-etが「小さい」という意味になることを覚えた方がよいと思います。
pocket「ポケット」とかそうですね。
これは、「小さい袋」というところから来ているのです。
これも日本語で覚えればいいのでは…?
はい、次へ行きましょう。
closure「閉鎖、閉店」
closure「閉鎖、閉店」は、次のように考えてみましょう。
- close-:閉じる
- -ure:こと(単語を名詞化)
つまり、
「閉じること」
↓
「閉鎖、閉店」
となるわけです。
おわりに
いかがでしたか? 語源から単語を捉えると、単語が覚えやすい&イメージを鮮明につかむことが出来ると思います。
もしよろしければ、【英語語源】語根・単語イメージ一覧に英語の語源を一覧でまとめてあるので、チェックしてみてくださいね。
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[…] close (= close 閉じる) […]