今回は“ant”を接尾辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接尾辞とは、単語の末尾のつづりのことです。単語の品詞を大きく変える傾向があります。
“ant”を含む英単語まとめ
接尾辞”ant”には、
- ant: ①~する人/モノ、②単語を形容詞化
という役割があることを意識してください。
まずは「①~する人/モノ」のパターンです。
たとえば、「assistant: アシスタント(アシストする人)」などは典型的なパターンですね。
次に「②単語を形容詞化」のパターンです。
たとえば、「distance: 距離」のようにanceで終わると名詞になります。ただ、語尾がantに変わると、「distant: 離れた」と形容詞に変わります。
下記には代表的な単語をいくつかピックアップしてみました。「ant: 単語を形容詞化」という観点から眺めてみてくださいね。
ポイント
<①~する人/モノ>
- assistant: 助手
- consultant: コンサルタント、顧問
- descendant: 子孫、末裔(descend: くだる、降りる)
- immigrant: (永住を目的とした)移民、移住者
- migrant: (一時的な)移住者、出稼ぎ労働者
<②単語を形容詞化>
- arrogant: 横柄な
- brilliant: すばらしい、見事な
- buoyant: 上昇傾向にある、元気な
- compliant: 従順な、卑屈な
- defiant: 挑戦的な、反抗的な
- depressant: 落胆させる、価値を下げる(「de: 下」、「press: 押す」)
- distant: 離れた
- militant: 好戦的な
- mutant: 突然変異の
- stagnant: 流れない、よどんだ
- significant: 重大な、重要な
- tolerant: 寛大な
- variant: 異なった
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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