今回は“apt, att, ept”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“apt, ept, ett”を含む英単語まとめ
apt, ept, ettには、
- apt, ept, ett: 適した(suitble)
というイメージがあることを意識してください。
たとえば、「apt: ~する傾向がある」という意味の形容詞で、「be apt to V: Vする傾向がある」という形でよく使用されます。
ちなみに、toには矢印のイメージがあるので、「Vという行為に向かって行く」イメージがあるのですね。その他類似表現がたくさんあり、それらについては下記にまとめたので、ぜひ併せてお読みくださいね。5分程度でサクッと読めます。
【超決定版:理由がわかる】be apt to V / tend to V…
また、「adapt: ~を適合させる、合わせる、順応させる」は、「adopt: ~を採択する、養子にする」と似ていて紛らわしいです。
ただ、
- apt: 適した
- opt: 選ぶ(optionと同語源)
と考えると、二度と間違えることはなくなりますね。
このように「apt, att, ett: 適した」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみると、単語の意味が頭に残りやすいですよ!
ポイント
- apt: ~する傾向がある
- aptness: 適切さ、傾向、才能(「ness: 単語を名詞化」)
- aptitude: 素質、才能、適正(「tude: 単語を名詞化」)
- aptitude test: 適性検査
- aptly: 適切に、うまく(「ly: 単語を副詞化」)
- aptronym: アプトロニム(「nym: 名前」人の職業や性格にぴったりの名前)
- attitude: 態度(「tude: 単語を名詞化」)
- attitudinal: 態度の(「al: 単語を形容詞化」)
- attitudinize: 気取った態度を取る(「ize: 単語を動詞化」)
- adapt: ~を適合させる、合わせる、順応させる
- adaptability: 順応性、適応性(「ty: 単語を名詞化」)
- adaptable: 順応できる(「able: 可能」)
- adaptation: 改作、順応、適応(「ion: 単語を名詞化」)
- adapted: 適した、適応した
- adapter / adaptor: アダプター、調節器、改作者、改造者(「er/or: ~する人/モノ」)
- adaptive: 順応できる、適応できる(「ive: 単語を形容詞化」)
- adaptively: 順応して、改造して(「ly: 単語を副詞化」)
- inept: 不向きな、不適当な(「in: 否定」)
- ineptly: 不適切に、下手に(「ly: 単語を副詞化」)
- ineptness: 不適切さ、無能さ(「ness: 単語を名詞化」)
- ineptitude: 能力不足、不適当(「tude: 単語を名詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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