今回は“court”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“court”を含む英単語まとめ
courtには、
- court: 囲まれた場所 (enclosed place)
というイメージがあることを意識してください。
「court: (テニスなどの)コート、法廷、宮廷」は様々な意味を持ちますが、どれも「囲まれた場所」というイメージは共通していますね。
このように「court: 囲まれた場所」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通すと記憶に残りやすくなると思います。
- court: (テニスなどの)コート、法廷、宮廷
- courtesy: 礼儀正しさ、丁寧さ、儀礼的な行為
- courteous: 礼儀正しい、丁寧な(「ous: 単語を形容詞化/~に満ちた」、宮廷の雰囲気に満ちているイメージ)
- courteously: 礼儀正しく、丁寧に(「ly: 単語を副詞化」)
- discourtesy: 失礼、無礼、ぶしつけ(「dis: 否定」)
- discourteous: 失礼な、ぶしつけな(「ous: 単語を形容詞化/~に満ちた」)
- discourteously: 失礼に、無礼に(「ly: 単語を副詞化」)
- courtier: 廷臣(ていしん、朝廷につかえる臣下、「er: ~する人/モノ」)
- courtyard: 中庭(「yard: 庭」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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