今回は“ent”を接尾辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接尾辞とは、単語の末尾のつづりのことです。単語の品詞を大きく変える傾向があります。
“ent”を含む英単語まとめ
entには、
- ent: ①単語を形容詞化、②単語を名詞化
という役割があることがポイントです。
形容詞語尾として使用される場合、-ence (あるいは-cy)が語尾になる単語もセットで存在することが多いです。
(例)
- dependent: 依存している ⇒dependence: 依存
- convenient: 便利な ⇒convenience: 便利さ
下記には代表的な単語をいくつかピックアップしたので、品詞に注目しつつざっと目を通して見てくださいね。
<形容詞>
- coincident: 一致した、同時に起こる、合致する
- convenient: 便利な
- current: 現在の
- dependent: 依存している
- descendent: 下降する、先祖伝来の
- different: 異なる
- solvent: 支払い能力のある
<名詞>
- agent: 代理店、行為者、作用物質
- accident: 事故
- absorbent: 吸収剤
- correspondent: 通信員、特派員、海外駐在員
- opponent: 相手、敵
- president: 大統領
- resident: 大統領
- superintendent: 監督者、管理者、所長
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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