今回は“prem, prim, prin, pr”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“prem, prim, prin, pr”を含む英単語まとめ
prem, prim, prin, prには、
- prem, prim, prin, pr (first 第一の)
というイメージがあることを意識してください。
「premier: 首相、総理大臣、首位の、主要な」や「prince: 王子」はまさに「第一の」のイメージで使われています。
また、「prime: 主要な、基本的な」も「第一の」というイメージですが、こちらは「アマゾンプライム」という単語で日本語にも定着していますね。
このように、「prem, prim, prin, pr: 第一の」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみてくださいね!
- premier: 首相、総理大臣、首位の、主要な
- primary: 第一の、最初の
- primarily: 第一に、最初に(「ly: 単語を副詞化」)
- prime: 主要な、基本的な
- primer: 入門書、手引き(「er: ~する人/モノ」)
- primeval: 原始の、太古の(「eval: 時代」)
- primitive: 原始的な、原始の(「ive: 単語を形容詞化」)
- primitively: 原始的に、元来、本来
- primitiveness: 原始性(「ness: 単語を名詞化」)
- prince: 王子
- princely: 相当な、すばらしい、王子の
- princess: 王女(「ess: 単語を女性化」)
- principal: 主要な、校長
- principle: 原理、規範、信念 *1
- prior: 前の、優先する() *2
- priority: 優先(「ity: 単語を名詞化」)
*1 “pen pal principal: 文通友達の校長”と覚えると、principalとprincipleを混同しにくくなる
*2 ラテン語比較級の一種。単語の形や用法が似ているのでまとめてチェックするのがおススメです(参考:ラテン語語源の比較表現まとめ)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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