今回は“schol, school”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“schol, school”を含む英単語まとめ
schol, schoolには、
- schol, school: ひま、学校(school)
というイメージがあることを意識してください。
「school: 学校」というのは、元々「余暇に学ぶ」というイメージから来ているのですね。大人になると痛切に感じるのですが、学校で何かを学ぶというのは実はとても贅沢な行為なのです。
他には、「scholar: 学者」もやはり同様のイメージから来ていますね。
このように、「schol, school: ひま、学校」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみてくださいね。
- scholar: 学者(「ar: ~する人」)
- scholarly: 学識のある、学術的な
- scholarship: 奨学金、学問、学識(「ship: 単語を名詞化」)
- scholastic: 学校の、学校教育の、堅苦しい(「ic: 単語を形容詞化」)
- scholastically: スコラ哲学者風に(「ly: 単語を副詞化」)
- scholasticism: スコラ哲学(「ism: 主義」)
- school: 学校
- schoolboy: 男子生徒
- schoolgirl: 女子生徒
- schoolchild: 学童、生徒
- schoolhouse: 校舎
- schooling: 学校教育、調教
- schoolmate: 学友
- schoolwork: 学校での勉強、学業
- schoolyard: 校庭
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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