今回は“text”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“text”で始まる英単語まとめ
“text”には、
- text: 織られた(woven/weaveの過去分詞形)
というイメージがあることを意識してください。
「text: テキスト、本文」は文章が織られたものです。
「context: 文脈、コンテクスト」は、
- con: 共に/combination
- text: 織られた
なので、セットで考えるもの、つまりは文脈という意味になるのですね。
「pretext: 口実、弁解」
- 「pre: 前に」
- 「text: 織られた」
なので、前もって考えられるものというイメージの語になるのですね。
「text: 織られた」というイメージを頭に入れて、下のまとめに目を通してみてくださいね。
- text: 本文、テキスト
- textual: 本文の(「al: 単語を形容詞化」)
- textually: 原文通りに(「ly: 単語を副詞化」)
- textualism: 原典主義(「ism: 主義」)
- textualist: 原典主義者(「ist: 人」)
- textbook: 教科書
- textwalking: 歩きスマホ
- textile: 織物、布地
- texture: 手触り、肌理
- textured: 手触りの残る、~織の(「~織の」の意では、「fine-textured: 細かく織った」のように複合語で使用)
- context: 文脈、コンテクスト(「con: 共に/combination」)
- contextual: 文脈上の、前後関係の
- contextually: 文脈上、前後の関係上
- contextualize: (状況や文脈)を考慮に入れる(「ize: 単語を動詞化」)
- pretext: 口実、弁解(「pre: 前もって」、ちなみに「preface: 前書き」)
- tissue: 組織、ティッシュペーパー、連続
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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