今回は“tom”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“tom”で始まる英単語まとめ
“tom”には、
- tom: 切る/分ける(cut/divide)
というイメージがあることを意識してください。
「atom: 原子」が比較的なじみ深い単語ではないでしょうか?
atomは、下記のような発想で「原子」という単語の意味を構成しています。
- a: ~できない(「a: 非、無」の意。無政府状態のことをanarchyと言う)
- tom: 切る
⇒これ以上切れない最小単位
切る、分けるという感覚を頭に入れて、下のまとめに目を通してみてくださいね。
ポイント
- tome: (学術的な重い)本
- atom: 原子
- atomic: 原子の(「ic: 単語を形容詞化」)
- anatomy: 解剖、解剖学
- anatomical: 解剖の、解剖学上の(「al: 単語を形容詞化」)
- anatomically: 解剖学的に(「ly: 単語を副詞化」)
- anatomist: 解剖医、解剖学者
- anatomize: ~を解剖する、分析する(「ize: 単語を動詞化」)
- epitome: 典型、縮図(「重要でないものを切り取ったもの」の意)
- epitomize: ~を縮図的に示す、~の典型である
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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