今回は“un”を接頭辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接頭辞とは、単語の頭に付くものです。単語の意味を大きく変える傾向があります。
“un”で始まる英単語まとめ
“un”には、
- un: 否定
というイメージがあります。
「unhappy: 不幸な」は、「happy: 幸せな」の反対ですよね。
また、「unlock: ~の錠を開ける」も「lock: ~の鍵をかける」の反対です。
ただし、「unloose: ~を緩める」のように「loose: ~をゆるめる、解放する」のように、必ずしも逆の意味にはならない場合もあります。これは、元々あった否定的な意味をunがさらに強めているイメージです。
なお、同じく否定の接頭辞inやnonもありますが、同じ単語に別々の接頭辞が付き得る場合、下記のような傾向があります。
- 否定の強さは、in>un (「inhuman: 非人間的な、冷酷な」「unhuman: 人間でない」
- 否定の強さは、un>non(「unscientific: 非科学的な」「nonscientific: 科学以外の」)
このように「un: 否定」というイメージを頭に入れて、下記のまとめに目を通してみてくださいね。
- unafraid: ~を恐れない
- unarm: ~を武装解除する(「arms: 武器」)
- unambiguous: 不明瞭なところのない、明快な
- unconscious: 意識を失った
- uncover: ~を暴露する
- undated: 日付のない
- unexcited: 興奮していない、興味がわかない
- unhappy: 不幸な
- unhealthy: 健康でない、病弱な
- unhuman: 人間でない
- uninformed: 情報を持たない、知らされていない
- uninjured: 傷つかない
- unlock: ~の錠を開ける
- unloose: ~を緩める
- unknown: 不明の、知られていない
- unload: ~をおろす
- unmask: ~の正体を暴露する
- unscientific: 非科学的な
- unstable: 不安定な
- unthinking: 無分別な、軽率な
- unusual: 普通でない、異常な
- unwell: 気分がすぐれない
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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