今回は“man, main, mn”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“man, main, mn”を含む英単語まとめ
man, main, mnには、
- man, main, mn: 居住する(dwell)
というイメージがあることを意識してください。
たとえば、「mansion: 豪華な大邸宅、屋敷」はなじみ深い単語だと思います。ただし、日本語の「マンション」よりは豪華なイメージがあるので注意してください。apartmentやflatが日本語の「マンション」の語感に近いです。
また、「permanent: 永続する、永久的な」も「ずっとその場にとどまる/居住する」イメージと重なるところがありますね。
このように「man, main, mn: 居住する」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみてくださいね!
- manor: 荘園、管轄区、馴染みの場所
- manorial: 荘園の、領地の(「al: 単語を形容詞化」)
- mansion: 豪華な大邸宅、屋敷
- permanence: 永久不変、永続、耐久(「ence: 単語を名詞化」)
- permanent: 永続する、永久的な(「ent: 単語を形容詞化」)
- permanently: 永久に、不変に(「ly: 単語を副詞化」)
- remain: ~のままである、留まる(「re: 後ろに」)
- remainder: 残り、残りのもの/人、余り、剰余(「er: ~する人/モノ」)
- remaining: 残りの、残っている
- remnant: 残り、残部、残骸、遺物(「ant: ~する人/モノ」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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