今回は“via, vey, voy, vi”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“via, vey, voy, vi”を含む英単語まとめ
via, vey, voy, viには、
- via, vey, voy, vi (way 道)
というイメージがあることを意識してください。
「via: ~を通って、~経由で」という表現は「by way of~」という表現で書き換えることが出来ます。
また、「voyage: 航海、空の旅」もやはり道に関わるイメージを持ちますね。他には「envoy: 使者、使節」も道を通って送られる者、というイメージです。
このように、「via, vey, voy, vi: 道」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通して見てくださいね!
- via: ~を通って、~経由で(=by way of~)
- voyage: 航海、空の旅
- convey: ~を伝える(「con: 共に」)
- conveyable: 運搬可能な(「able: 可能」)
- conveyance: 運搬、輸送、伝達(「ance: 単語を名詞化」)
- conveyancer: 運搬人、伝達者(「er/or: ~する人」)
- conveyancing: 不動産譲渡手続き
- conveyer, conveyor: 運搬する人/物、コンベア
- convoy: 輸送船団、護衛、護送
- deviate: それる、外れる(「de: 離れて」)
- deviation: それること、逸脱(「ion: 単語を名詞化」)
- envoy: 使者、使節
- obvious: 明らかな(「ob: ~に」、道に対して横たわるイメージ⇒ハッキリと見える)
- obviously: 明らかに
- trivial: ささいな、つまらない(「tri: 3つ」、3つ道があるのでありふれている)
- triviality: つまらないもの、つまらないこと、平凡(「ty: 単語を名詞化」)
- trivialize: ~をつまらなくする、平凡にする(「ize: 単語を動詞化」)
- trivialization: 平凡化(「ion: 単語を名詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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