今回は、
barrier, barricade, barrister, embarrass, embarrassing, embarrassment
の意味を語源から考えてみたいと思います。
さあ行ってみよう!
中心はbar「棒、邪魔する」
今回中心になっているのは、barです。
barには「棒、邪魔する」という意味があるのですね。
どうしてそんな意味になるの?
「チョコバー」とか「アイスバー」なんていうお菓子がありますよね。
あれって「チョコの棒」、「アイスの棒」という意味なんです。
さらに、歩いているとき、足元に棒があったら邪魔ですよね。
そこから「邪魔する」という意味も持つようになったのです。
なるほど!
barrier, barricade, barrister, embarrass, embarrassing, embarrassment
bar「棒、邪魔する」を頭に入れたうえで、他の単語もまとめて確認してみましょう。
- barrier: 柵、障害
- bar 邪魔する + er モノ
⇒「邪魔するモノ」
⇒日本語でも「バリアー (=何かの侵入を阻むもの)」と言ったりしますよね
- barricade: バリケード
- bar 邪魔する
⇒日本語の「バリケード」そのまんまです
- barrister: 法廷弁護士
- bar 棒 + er 人
⇒法廷って、棒 (というか机)で「被告人側」と「検察側」で分かれてますよね
⇒「棒の前で話をする人」ということで、「法廷弁護士」となっています
- embarrass: ~を当惑させる
- em ~の中へ + bar 棒
⇒「~の中へ棒を置く」、つまりは「邪魔して困らせる」というコトです
- embarrass: ~を当惑させる
- em ~の中へ + bar 棒
⇒「~の中へ棒を置く」、つまりは「邪魔して困らせる」というコトです
- embarrassing: 当惑させるような
- embarrass 当惑させる + ing 単語を形容詞化 (「~ような」)
- embarrassment: 当惑
- embarrass 当惑させる + ment 単語を名詞化
おわりに
いかがでしたか? 語源から単語を捉えると、単語が覚えやすい&イメージを鮮明につかむことが出来ると思います。
もしよろしければ、【英語語源】語根・単語イメージ一覧に英語の語源を一覧でまとめてあるので、チェックしてみてくださいね。
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