【英語語源duce, duct】introduce, produce, reduce…の意味

基本表現・語源

 

こんにちは!

講師のNです。

 

 

今回は、

introduce, produce, reduce

の意味を語源から考えてみたいと思います。

 

 

どんな説明になるのかな?

 

中心はduce「導く」

今回中心になっているのは、duceです。

 

duceには「導く (=lead)」という意味があります。

 

たとえばどんな単語に使われているの?

 

 

introduce「紹介する」なんてのはいかがでしょう。

 

これは次のように分解できます。

  • intro-: 中へ
  • -duce: 導く

 

 

つまり、

「中へ導く」

「紹介する」

というわけですね。

 

 

duceは「導く」

 

 

このことを頭に入れ、様々な単語を見ていきましょう!

 

produce「~を生産する」

produce「~を生産する」は次のように考えてみましょう。

 

  • pro-:前に、前へ
  • -viv:導く

 

 

つまり、

「前へ+導く」

「新たなモノを世の中へ導きだす」

「~を生産する」

となるわけです。

 

 

producer「生産者、プロデューサー」という表現は、

日本語でも使うことがありますね!

 

reduce「~を減少させる」

reduce「~を減少させる」は次のように考えてみましょう。

 

  • re-:再び、元に、後退
  • -duce:導く

 

 

つまり、

「後退+導く」

「~を後ろ向きに導く」

「~を減少させる」

となるわけです。

 

 

duce「導く」が語源になっているせいでしょうか。

reduceが他動詞になっている、というのは結構大事な点かもしれません。

(自動詞としての用法も一応ありますが)

 

seduce「~を誘惑する」

seduce「~を誘惑する」は次のように考えてみましょう。

 

  • se-:離れて
  • -duce:導く

 

 

つまり、

「離れた+導く」

「離れて悪い方向へ導く」

「~を誘惑する」

となるわけです。

 

induce「~を勧めて…する気にさせる」

induce「~を勧めて…する気にさせる」は次のように考えてみましょう。

 

 

  • in-:中に、中へ
  • -duce:導く

 

 

つまり、

「中に+導く」

「人の内面 (中)を~する方向へ導く」

「~を勧めて…する気にさせる」

となるわけです。

 

 

ちなみにこの単語は

induce O to Vの形で「Oを勧めてVする気にさせる」

という意味になります。

 

He induced me to participate in the game.

(彼はわたしをその試合に参加させる気にした)

 

deduce「~を推論する」

deduce「~を推論する」は次のように考えてみましょう。

 

  • de-:分離・否定・下降
  • -duce:導く

 

 

先ほどseduce「~を誘惑する」という単語がありましたね。

 

deduceも同じく「分離」の意味が含まれていますが、

そこからの意味の連想は少し違ってきます。

 

つまり、

「分離+導く」

「今ある状況から離れて、考えを導く」

「~を推論する」

となるわけです。

 

 

語尾に-ionを付けて名詞化すると、

deduction: 推論、演繹

という意味になります。

 

【番外編】ductにも「導く」という意味がある!

ついでなので、ductにも触れておきましょう。

 

duceと非常に似ていますが、

実はductにも「導く (=lead)」という意味があるのです。

 

 

まとめて紹介すると次のような感じです。

  • conduct: ~を行う、指揮する、導く (con-共に + -duct導く)
  • deduct: ~を控除する、差し引く (de-分離・否定・下降 + -duct導く)
  • induct: ~を就任させる、入会させる (in-中に、中へ + -duct導く)
  • abduct: ~を誘拐する (ab-離れて + -duct導く)

 

 

なお、アクセントは全てductの”u”の部分にあります。

 

ついでに覚えておくと使える知識ですね!

 

おわりに

いかがでしたか?

 

ご質問等あれば、コメント欄までお願いいたします。

 

それではまたお会いしましょう!

 

 

 

なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がおススメです。

 

 

イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。

 

読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。

 

 

その他、下記の語源本もおすすめです。

 

はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。

 

 

 

これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)

 

 

 

なお、よく質問を受けるのですが、「おススメの文法書を3つ挙げろ」と言われたら、

  1. ロイヤル英文法
  2. 現代英文法講義
  3. 教師のためのロイヤル英文法

がダントツでおススメです。

 

 

何か疑問があれば、真っ先に調べるのがロイヤル英文法です。当ブログでも、「この記述で大丈夫かな?」と不安になることがあれば、よく活用させて頂いています。

 

 

重たいので持ち運びには向いていませんが、ロイヤル英文法(kindle版)も持っていると便利です。わたしは紙版とkindle版の両方を所持しています。

※ kindle版を読むにはアプリが必要ですが、スマホ/PCをお持ちであれば、アプリ自体は無料でダウンロードできます。

 

 

現代英文法講義は、ロイヤル英文法で解決しなかった疑問を解消してくれることがあるので重宝しています。また、少し違った角度から説明を与えてくれることもあるので、ロイヤルと併用しています。

 

 

教師のためのロイヤル英文法はややレベルの高い文法書ですが、教える立場からすると「なるほど」というような構成になっています。語法等の細かい知識も網羅しています。2020年現在、一般の書店で見かけることはなく、ネットでも中古しか見当たらないのが残念。

 

 

その他、分野別におススメ参考書等が気になる方はコメント欄で質問して頂いても構いませんし、当ブログの参考書カテゴリーでは、気になった書籍・勉強法を紹介しています。

 

それでは!

 

 


***
「なかなか面白かった!」「ブログいつも読んでいるよ!」等々…という方で、心の優しい方は投げ銭をして頂けると今後の励みにとっっってもなります。


投げ銭に手数料はかからず、amazonのギフト券でお願いする形になっております。15円~と少額から投げ銭可能です(もちろん多額の投げ銭も大歓迎!)。


「これでうまいモノでも食ってくれ」という奇特な方は、下記のリンク先で「受取人」の欄に juken.koshi.n@gmail.com を入力して頂ければ投げ銭できます。


Amazonギフト券 投げ銭


今後の活動の励みになりますので、ぜひぜひお気持ちだけでもお願いいたします。
基本表現・語源
Nをフォローする
死ぬほどわかる英文法ブログ

コメント

  1. […] duce, duct (= lead 導く) […]