今回は“en”を接頭辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接頭辞とは、単語の頭に付くものです。単語の意味を大きく変える傾向があります。
“en”で始まる英単語まとめ
“en”には、
- en: ~にする(単語を動詞化)
という役割があります。
例えば、「enable: ~することを可能にする」はなじみ深い単語と思いますが、
- en: ~にする
- able: 可能
というイメージです。
また、「encourage: ~を励ます」は、
- en: ~にする
- courage: 勇気
ということで、勇気のある状態にするイメージですね。
このように「en: ~にする」というイメージを頭に入れて、下記のまとめに目を通してみてくださいね。
- enact: ~を制定する(「act: 法令」)
- encircle: ~を完全に取り囲む(「circle: 輪」)
- encounter: ~に遭遇する(「counter: 反論する、反対の」)
- endure: ~に我慢する、耐える(「dur: 続く」)
- enlarge: ~を拡大する(「large: 大きい」)
- enlighten: ~を啓発する(「light: 光」「語尾のen: ~にする/単語を動詞化」)
- enliven: ~を面白くする
- empower: ~に権限を与える(「power: 権力」)
- enrich: ~を裕福にする(「rich: 裕福な」)
- enroll: ~を入学させる(「roll: 転がる、巻く」)
- enslave: ~を奴隷にする(「slave: 奴隷」)
- entitle: ~に権利を与える(「title: 権利」)
- envision: ~を心に描く(「vision: 視覚、見通し」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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