今回は句と節の品詞の種類をまとめてみました。
たとえば、「句はどんなときに/どんな品詞を作る?」という質問に即答できない方も意外と多いと思います。
今回は知識の整理のため、句と節の種類とそのパターンをザクっとまとめてみました。
句と節の品詞の種類/パターンまとめ
句と節の品詞の種類/パターンまとめは下記の通りです。
ちなみに、句と節はどちらも単語のカタマリなのですが、
- 句:SVを持たない単語のカタマリ
- 節:SVを持つ単語のカタマリ
という違いがあります。
<句>
- 名詞:①to V (不定詞) /②Ving (動名詞)
- 形容詞:①to V (不定詞) / ②Ving (現在分詞) / ③Vp.p. (過去分詞) / ④前置詞のカタマリ
- 副詞:①to V (不定詞) / ②Ving (分詞構文の現在分詞) / ③Vp.p. (分詞構文の過去分詞) / ④前置詞のカタマリ
<節>
- 名詞:①接続詞 「that: ~ということ」 / ②接続詞 「whether, if: ~かどうか」 / ③疑問詞(間接疑問)
- 形容詞:①関係代名詞 / ②関係副詞
- 副詞:①従位接続詞(「when: ~するとき」など多数)
こういった情報を頭に入れたうえで勉強を進めていくと、全体像がつかみやすいですね。
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