今回は“sign”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“sign”で始まる英単語まとめ
“sign”には、
- sign: 印
というイメージがあることを意識しましょう。
「sign: 印、サイン」はそのまま単語として使用されていますよね。
「resign: 辞職する、退職する」は、
- re: 後ろ/return
- sign: 印
なので、「後ろへ戻る印」つまりは「辞職する」という意味になるのですね。
「assign: ~に割り当てる」
- as: ~に対して
- sign: 印
なので、「誰かに対して○○をやりなさい印を付ける」イメージになるのですね。
ちなみに、最近話題の印鑑は「signet: 印鑑、捺印」ですね。やはりこれも、印をつけるイメージと結びついています。
「sign: 印」というイメージを頭に入れて、下のまとめに目を通してみてくださいね。
- sign: 印
- signal: 合図
- signature: 署名
- signatory: 署名者、条約加盟国
- signet: 印鑑、捺印
- assign: ~に割り当てる(as: ~に対して)
- assignment: 課題、宿題(「ment: 単語を名詞化」)
- design: デザイン、設計(「de: 下に」の意。下にしるしを付けていってデザインや設計を作るイメージ)
- designate: ~を…に指定する、任命する
- signify: ~を表す(「ify: 単語を名詞化」)
- significant: 重要な、重大な(印を付けるほど大切な、というイメージ)
- significantly: 著しく、顕著に(「ly: 単語を副詞化」)
- signification: 意味、意義
- signifier: 意味を表す人/モノ(「er: ~する人、モノ」)
- consign: ~を追いやる、片づける、しまう、引き渡す(「con: 共に/combination」の意。一緒に印を付けてまとめてしまうイメージ)
- consignment: 痛く、委託販売品(「ment: 単語の名詞化」)
- consignor: 委託者、荷送人(「or: ~する人」)
- consignee: 荷受人(「ee: ~される人」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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