今回は“sur”を接頭辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接頭辞とは、単語の頭に付くものです。単語の意味を大きく変える傾向があります。
“sur”で始まる英単語まとめ
“sur”には、
- sur: 上、超える
というイメージがあります。
※ 「super (= over, beyond 超えて)」と同じですね
例えば、「surcharge: 追加料金」は「燃料サーチャージ」という表現で日本語でもなじみ深いですが、
- sur: 超える
- charge: 料金
ということで、元々の料金に上乗せして請求をするイメージです。
また、「surprise: ~を驚かせる」は「上からつかまえて驚かせる」というのが原義です。上から何かが来たら驚きますよね。
このように「sur: 上、超える」というイメージを頭に入れて、下記のまとめに目を通してみてくださいね。
- surcoat: (中世の男女が着た)上着
- surcharge: 追加料金
- surface: 表面(「face: 顔」、顔の上が原義)
- surname: 名字、姓(「上の名前」と日本語でも言いますね)
- surpass: ~にまさる、~より優れている、~をしのぐ(「pass: 通る」)
- surplus: 余剰、過剰
- surprise: ~を驚かせる
- surreal: 超現実的な
- surrender: ~に降伏する(「render: 与える」)
- survive: 生き残る(「viv: 生きる」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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