今回は“fail, fal, faul”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“fail, fal, faul”を含む英単語まとめ
fail, fal, faulには、
- fail, fal, faul: 誤る (err)
というイメージがあることを意識してください。
「fail: 失敗する」などは、語源通りの単語ですね。ほかにも「fault: 過失、誤り、フォルト」なども同語源です。テニスなどでサーブを外した時、「フォルト」と言いますが、それはfaultという英語からきているのですね。
下記には「fail, fal, faul: 誤る」という語源の単語を集めてみました。イメージを意識しつつ目を通してみると、暗記がグッと楽になりますよ!
ポイント
- fail: ①失敗する、(試験に)落ちる、②~に失敗する、~に落ちる
- failed: 失敗した、破綻した
- failing: ①欠点、短所、欠陥、②(前置詞として)~がない場合には、~がないので
- failure: 失敗、失敗者、怠慢(「ure: 単語を名詞化」)
- fallacy: 誤信、誤った推論、錯誤(「cy: 単語を名詞化」)
- fallacious: 虚偽の、人を惑わす、誤った推論に基づく(「ous: 単語をを形容詞化」)
- fallaciously: 誤って、人を惑わすように(「ly: 単語を副詞化」)
- false: 間違った、本物でない、見せかけの
- falsehearted: 不誠実な、裏切りの
- falsehood: うそ、偽り、欺瞞、誤り(「hood: 状態」)
- falsely: 誤って、偽って、不実にも(「ly: 単語を副詞化」)
- falseness: 誤り、虚偽、不実(「ness: 単語を名詞化」)
- falsify: ~を改ざんする、~に不正に手を加える(「fy: 単語を動詞化」)
- falsification: 偽造、改ざん(「ion: 単語を名詞化」)
- fault: 過失、誤り、フォルト
- faultless: 欠陥のない(「less: 否定」)
- faultlessly: 申し分なく(「ly: 単語を副詞化」)
- faultlessness: 無傷(「ness: 単語を名詞化」)
- default: 債務不履行、不払い(「de: 離れて」)
- defaulter: 債務不履行者、公金着服者、軍機違反者(「er: ~する人/モノ」)
- infallible: 誤ることのない、確実な、必ず起こる(「in: 否定」、「ible: 可能」)
- infallibly: 絶対確かに、いつも、必ず(「ly: 単語を副詞化」)
- infallibility: 絶対確実であること(「ness: 単語を名詞化」)
- unfailing: 尽きない、無尽蔵の、確かな、間違いのない(「un: 否定」)
- unfailingly: 常に、どんなときにも、変わらずに(「ly: 単語を副詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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