今回は“ut, out”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“ut, out”で始まる英単語まとめ
“ut, out”には、
- ut, out: 外 (out)
というイメージがあることを意識してください。
※ utとoutは音やスペルが似ていますね。
「utmost: 最大の、最高の、最も遠い」は、「most: 最上級」のさらに外側というイメージです。
「utter: ①完全な、まったくの、徹底的な、②(声など)を発する、表現する」は外に出るイメージですが、後ろに”er: 比較級”が付いている点に注目です。
- ①外のさらに外 ⇒完全な
- ②声を外に出す ⇒発する
という発想ですね。
このように「ut, out: 外」というイメージを頭に入れて、下のまとめに目を通してみてくださいね。
- out: 外へ
- outer: 外側の
- outermost: 最も外側の
- outwear: (集合的に/不可算名詞扱い)帽子・コート類、上着類
- utmost/uttermost: ①最大の、最高の、②最大限、極限
- utter: ①完全な、まったくの、徹底的な、②(声など)を発する、表現する
- utterance: (声を)発すること、言葉、発言(「ance: 単語を名詞化」)
- utterer: 発話者(「er: 人」)
- utterly: まったく、すっかり、完全に(「ly: 単語を副詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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