今回はS seem to V/It seems that SV-の書き換えパターンをまとめてみました。
同じように、
- appear/happen/chance/turn out/prove
- be said/be rumored
- be known
などの動詞も同様の書き換えパターンとなります。
一緒に確認していきましょう!
S seem to V/It seems that SVの書き換えパターンまとめ
seem to V/It seems that SV-の書き換えパターンをまとめてみましょう。その際の注意事項は下記の通りです。
<基本形>
- S seem to V-: SV-のように思われる
= It seems that SV-
※注意点①:S seem that SV-としないようにする
※注意点②:seemとVの部分に時制のズレがある場合、S seem to Vへ書き換える場合、to have Vp.p.の形を使用
<同様の形を取る動詞>
- appear:~に見える/思われる
- happen/chance:たまたま~する
- turn out/prove:~だとわかる
- be said/be rumored: ~と言われている/噂されている
- be known: ~と知られている
一つずつ一緒に見ていきましょう!
S seem to V/It seems that SV-の書き換えの注意点
S seem to V/It seems that SV-の書き換えの注意点を確認しつつ、例文を見ていきましょう。
注意点は以下の二点です。
- S seem that SV-は不可
- seemとVの時制
S seem that SV-は不可
まずは簡単な例文で確認していきましょう。
He seems that he is fine.はダメなのだ、という点をまずはチェックしてください。
It seems that he is fine.
= He seems to be fine.
≠
He seems that he is fine.(彼は調子が良いように思われる)
seemとVの時制
次に、時制の話です。
It seemsという現在形に対し、that節の中で過去形が使われている場合、to Vの部分をto have Vp.p.にしましょう。
It seems that he was fine.
= He seems to have been fine.
(彼は調子が良かったように思われる)
It seemedという過去形に対し、that節の中で過去形が使われている場合、to Vの部分はそのままでOKです。
to have Vp.p.を使うのは、to Vの部分がseemと比べて過去に起きている場合です。
つまり、to have Vp.p.を使うかどうかは、seemとの相対的な関係の中で決まってくるのですね。
It seemed that he was fine.
= He seemed to be fine.
(彼は調子が良いように思われた)
seemと同様の形を取る動詞まとめ
seemと同様の形を取る動詞を例文と一緒に確認していきましょう。
「appear:~に見える/思われる」です。
It appears that he loves her.
= He appears to love her.
(彼は彼女を愛しているようだ)
「happen/chance:たまたま~する」です。
It happened that he met her at the station.
= He happened to meet her at the station.
= It chanced that he met her at the station.
= He chanced to meet her at the station.
(彼は駅でたまたま彼女に会った)
「turn out/prove:~だとわかる」です。
It turned out that he was ill.
= He turned out to be ill.
= It proved that he was ill.
= He proved to be ill.
(彼は病気だとわかった)
「be said/be rumored: ~と言われている/噂されている」です。
It is said that he loves her.
= He is said to love her.
(彼は彼女を好きだと言われている)
It is rumored that he loves her.
= He is rumored to love her.
(彼は彼女を好きだと噂されている)
「be known: ~と知られている」です。
It is known that he is crazy.
= He is known to be crazy.
(彼はクレイジーだと知られている)
まとめ
いかがでしたか? 以上、つまづきがちな書き換えでした。
試験ではもちろん、英作文や英会話でもとても使える表現です。これを機会に、ぜひ身につけてくださいね。
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