今回はboiling waterとboiled waterの違いを解説してみたいと思います。
boilには「沸騰する/沸く」という意味があるのですが、boilingとboiledで意味に大きな違いが出てきます。場合によっては「熱くない」という意味を含意することすらあるのです。
一体どういうことなのか? サクッと確認してみましょう!
boiling water/boiled waterの違い
boiling water/boiled waterの違いは下記のとおりです。
ポイント
- boiling water: 沸騰している水/お湯⇒いまぐつぐつと煮立っている
- boiled water: 煮沸した水/お湯⇒煮沸し終わったもの。いま熱いかは不明
Ving(現在分詞)は「Vしている」という意味になります。つまり、boiling waterは「いま沸騰している水/お湯」というイメージです。「いまぐつぐつ煮立っている」というイメージなので、いまも熱いのがboiling waterです。
一方、Vp.p.(過去分詞)は「Vした(完了)」という意味になります。つまり、boiled waterは「沸騰し終わった水/お湯」というイメージです。
「沸騰し終わった」というイメージが伴うので、いま現在熱いか/熱くないかは問いません。冷め切っていければまだ熱いかもしれませんし、冷め切っていたら熱くはないかもしれません。とにかく、「(殺菌等のために)一度は煮沸した」というイメージです。
※ちなみに、Vp.p.は「Vされる(受動態)」という意味が基本ですが、元が自動詞の場合、「Vした(完了)」という意味になるのですね。詳しくは【決定版】VingとVp.p.の形容詞用法の意味・用法まとめをお読みください。5分程度でサクッと読めます。
このように、単語ごとに分解して考えると、本質的な理解ができますね!
おわりに
いかがでしたか? 分解して考えてみると面白い表現ですね!
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