今回は“retro”を接頭辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接頭辞とは、単語の頭に付くものです。単語の意味を大きく変える傾向があります。
“retro”で始まる英単語まとめ
“retro”には、
- retro: 後ろに/元に
というイメージがあります。
※ re (後ろ/元に)と同じですね
例えば、「retrospective: 回想の、回顧的な」は「昭和のレトロな感じ」のように、日本語でも使われています。
- retro: 後ろに
- spect: 見る
- ive: 単語を形容詞化
また、「retrogress: 後退する、逆行する」も、やはり後ろ向きのイメージです。
- retro: 後ろに
- gress: 進む
このように「retro: 後ろに/元に」というイメージを頭に入れて、下記のまとめに目を通してみてくださいね。
ポイント
- retroactive: (法令などの効力が)さかのぼる、遡力がある(「act: 法令」「ive: 単語を形容詞化」)
- retrofire: (逆推進ロケットに)点火する
- retrofit: (新しい部品を)~に取りつける、~を改造する
- retroflex: 反り返った、反転した(「flex: 曲がる」)
- retrograde: 後退する、逆行する、悪化する(「grade: 段階」)
- retrogress: 後退する、逆行する(「gress: 進む」)
- retrorocket: 逆推進ロケット
- retrospective: 回想の、回顧的な(「spect: 見る」、「ive: 単語を形容詞化」)
- retrospection: 回想、回顧、追想(「ion: 単語を名詞化」)
- retrospect: (in retrospectの形で)思い起こせば、いまから思えば
- retroversion: 後ろを振り向くこと、後ろに曲がること(「vers: 回る」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
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