今回は“carn”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“carn”を含む英単語まとめ
carnには、
- carn: 肉(flesh)
というイメージがあることを意識してください。
「carnival: カーニバル、謝肉祭」などは、「肉」のイメージが伴いますね。
下記には「carn: 肉」という語源の単語を集めてみました。イメージを意識しつつ目を通してみると、単語の意味が頭に残りやすいですよ!
- carnal: 性欲の、物欲的な(「al: 単語を形容詞化」)
- carnality: 肉欲、性交(「ty: 単語を名詞化」)
- carnation: カーネーション(「ion: 単語を名詞化」)
- carnival: カーニバル、謝肉祭
- carnivore: 食肉目の哺乳類
- carnivorous: 肉食性の、食虫性の(「ous: 単語を形容詞化」)
- incarnate: ①権化の、人間の姿をした、②~を具現化する、化身とする(「in: 中に」、「ate: 単語を動詞化/形容詞化」)
- incarnation: 肉体化、具体化、(輪廻の)一時期の姿(「ion: 単語を名詞化」)
- reincarnate: ①生まれ変わった、②~を生まれ変わらせる(「re: 再び」)
- reincarnation: 転生、生まれ変わること
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
Word Power Made Easy: The Complete Handbook for Building a Superior Vocabularyは全て英語での記述となりますが、記述がかなり充実していて、英語が比較的平易なので読みやすいです。なるほどと思わせる記述も多いです。
Merriam-Webster’s Vocabulary Builderも英語での記述ですが、やはり充実しています。英語が少し難しいので、中~上級者用でしょう。
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
コメント