今回は丁寧さを表す英語の動詞表現についてまとめたいと思います。
動詞の形を変えることで、丁寧さを表現することが出来るのですね。
「初耳!」という方も多いと思いますが、死ぬほどわかりやすくサクッとまとめていきましょう!
「現在形⇒進行形⇒過去形」
丁寧さの順番はズバリ、
- 現在形⇒進行形⇒過去形
です。
たとえば下記の表現では、hopeの部分が変化しています。
下へ行くほどより丁寧な表現になっていきます。
「わたしは、君が誕生日パーティに来てくれることを望む」
【現在形】 I hope you will come to my birthday party.
↓
【進行形】I am hoping you will come to my birthday party.
↓
【過去形】I hoped you would come to my birthday party.
↓
【過去形 + 進行形】I was hoping you would come to my birthday party.
進行形や過去形が「丁寧さ」を表す理由
進行形や過去形が「丁寧さ」を表すのには、それぞれ次のような理由があります。
- 進行形 ⇒進行形は「一時的」というニュアンスを与えるため、控えめな印象を与える
- 過去形 ⇒「現在」からの距離を感じさせるため、控えめな印象を与える
どういうこと?
まず、進行形には「一時的」というニュアンスが含まれるのですね。
つまり、”I am hoping“を例に考えれば、
「いつまでも望むわけではないけどね、固執するわけではないけどね」
と控えめな印象を与えることが出来るわけです。
※進行形の詳しいニュアンスについては、過去記事をご参照ください。
【決定版】進行形とは? 進行形が持つ様々な意味をザクっとまとめてみた
一方、過去形は「現在」から心理的に離れている印象を与えられるので、
やはり現在からはワンクッション置いたような響きを持たせることが出来るのです。
いずれにしても、
直接的な響きを和らげることにより、丁寧さが表現されているわけですね。
おわりに
いかがでしたか? 以上、丁寧さを表す動詞の表現でした。
コメント