今回は“host”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“host”で始まる英単語まとめ
“host”には、
- host: 客
というイメージがあることを意識してください。
hostはそのまま「客」という意味で使用されますし、「hospital: 病院」は、お客さんとして患者を入院させる場所ですよね。
また、「hotel: ホテル」や「hostel: ホステル(簡易宿泊所)」もお客さんを泊める場所ですね。
また、真逆の意味になりますが、「hostility: 敵意」という単語もあります。お客さんとしての近さが、真逆の感情に転じたのだと思います。
※そういえば、withも語源は「against: ~に対して」ですが、「一緒に」という真逆の意味を持つようになりました(参考:【本質から理解!】前置詞withのイメージとは)
host: 客、というイメージを頭に入れて、下のまとめに目を通してみてくださいね。
- host: 客
- hospital: 病院
- hospitality: ホスピタリティ、親切なおもてなし(「ity: 単語を名詞化」)
- hospitable: 親切にもてなす、快適な(「able: 可能」)
- hospitably: 手厚く、大事に
- hospice: ホスピス(末期がんなどの患者に医療・看護を施す施設)
- hotel: ホテル
- hostel: ホステル(簡易宿泊所)
- hostess: ホステス、女主人
- hostile: 敵意のある
- hostility: 敵意
- hostage: 人質(相手の陣地でお客さん状態になっているイメージ)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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