今回はHow soonとHow earlyの違いについてご説明したいと思います。
「あとどれくらいで」「どのくらい早く」と、訳が非常に似通っているので紛らわしい表現です。
イメージで捉えると一発で理解できます。
これを機会に知識を整理してみましょう!
How soonとHow earlyの意味/イメージの違い
まずは、下記のまとめを見てください。「soon: 幅の短さ」、「early: 点の近さ」がポイントです。
- How soon: あとどれくらいで(=幅を尋ねるイメージ)
- How early: どれくらい早く(=点を打つイメージ、具体的な時間表現とセットが基本)
一体どういうことなのか? 例文付きで具体的に見ていきましょう!
How soonとHow earlyの例文
How soonとHow earlyの例文を見ていきましょう。
その際の注目点は、
- soonは「現在からの時間の近さを幅で示す表現」
- earlyは「ある期間内の早さを点で示す表現」
ということです。
イメージは下記の通りです。
earlyは、ある期間内の早さを点で表現する関係上、具体的な時間を示す表現がセットになりやすいのが特徴です。点を打つためには、基準となる他の時間軸が必要ですからね。(そうでないと、「どのくらい早いのか?」がぼやけてしまいます)
コチラが例文です。
How soon will you leave for Tokyo?
(あとどれくらいで東京へ出発する?
= 現在からどれくらいの時間の近さで)
How early in the morning do you usually get up?
(あなたはたいてい、どのくらい朝早くに起きている?
= 朝のどの時点で)
また、参考までにearlyとsoonの表現をいくつか列挙しておきます。「soon: ある時点からの近さの幅」「early: ある期間内の早さ」のイメージで捉えてくださいね。
<soon>
See you soon.
(またね = すぐにお会いしましょうね)
He arrived sooner than his sister.
(彼は、彼の妹よりもすぐに到着した)
I’ll leave for Tokyo as soon as possible.
(東京に向けて、できるだけ早く出発するよ)
<early>
an early bus (朝のバス)
at an early stage (早い段階で)
the early days of his life (彼の人生の初期)
her earlier compositions (彼の初期の作品)
まとめ
いかがでしたか? イメージで捉えると、英語をぐっと本質的に理解できますね!
英語 (語学)を学ぶ際は、イメージと理屈の両方を大切にしてくださいね。
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