今回は“ive”を接尾辞に含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
※接尾辞とは、単語の末尾のつづりのことです。単語の品詞を大きく変える傾向があります。
“ive”を含む英単語まとめ
接尾辞”ive”には、
- ive: 単語を形容詞化(性質を持つ、傾向のある)
という役割があることを意識してください。
ひとまず大切なのは、単語を形容詞化するという点です。「性質を持つ、傾向のある」といった意味を帯びることが多いですが、こちらについてはそれほど気にする必要はないと思います。
下記には代表的な単語をいくつかピックアップしてみました。「ive: 単語を形容詞化」という観点から眺めてみてくださいね。
- active: 行動的な(「act: 行動する」)
- adoptive: 養子関係の(「adopt: ~を採用する、養子にする」)
- addictive: 中毒性のある(「addict: 常習者、中毒者」)
- affective: 感情に関わる(「affect: ~に影響を与える」)
- attractive: 魅力的な(「attract: ~を引きつける」)
- causative: 原因である(「cause: ~を引き起こす、原因となる」)
- cognitive: 認知の(「gn: 知る」)
- connective: 結びつける、結合性の(「connect: ~を結びつける」)
- constructive: 建設的な(「construct: ~を建設する」)
- explosive: 爆発性の(「explode: 爆発する」)
- intensive: 短期集中的な(「in: 中に」「tens: 引っ張る」、中心一か所に集まるイメージ)
- massive: 巨大な(「mass: 大きなカタマリ」)
- negative: 害のある、よくない、消極的な
- obstructive: 障害になる(「obstruct: ~を妨害する」)
- offensive: 不愉快な、侮辱的な(「offense: 違反、無礼」)
- passive: 受動的な
- perceptive: 知覚の鋭い、知覚の(「perception: 知覚」)
- qualitative: 性質の、質に関する(「quality: 質」)
- sportive: スポーツ好きな(「sport: スポーツ」)
- stimulative: 刺激的な(「stimulate: ~を刺激する」)
- talkative: おしゃべりな(「talk: 話す」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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