こんにちは、洋楽で英語を学ぶシリーズ、今回の題材は”Don’t Stop Me Now”です。いわずとしれたQUEEN (クイーン)の名曲ですね。
“Don’t Stop Me Now”のざっくりした歌詞
タイトルの”Don’t Stop Me Now”からもわかる通り、非常にスピード感あふれる歌です。ざっくり訳すと「俺を止めるな」ということですね。
Don’t stop me
Cause I’m having a good time having a good time
(俺を止めないでくれ、楽しんでいるんだ)
I’m a shooting star leaping through the sky
Like a tiger defying the laws of gravity
(俺は空を駆け回る流れ星、重力に逆らう虎のように)
等々…ひたすら勢いを感じさせる歌詞が続きます。途中で入るブライアン・メイのギターソロは音が走っていて非常にカッコイイ。数多ある洋楽の中でも、ここのギターソロが個人的には一番好きです。
There is no Ving: Vできない
今回の曲に英語教師として注目したいのは次の表現です。
- There is no Ving: Vできない
There is~は「~がない」という表現ですね。直訳すると「Vすることがない」でしょうか。「Vすることがない⇒Vできない」という発想で捉えるとわかりやすいと思います。
歌詞としては非常に中途半端な部分(曲の真ん中あたり)にあるのですが、”Don’t Stop Me Now”の中にはこんな一節があります。
There is no stopping me
(俺を止めることは出来ない)
「俺を止めるという行為は存在しない」⇒「俺を止められない」という発想ですね。
There is no Vingは入試や英検などの各種試験はもちろん、実際の英文でもしばしば見かける表現です。何度か口ずさみ、リズムに乗せて覚えられると良いですね!
ちなみに、アマゾンミュージックだと月1000円ほど(プライム会員なら800円ほど)でいろんな音楽(”Don’t Stop Me Now”ももちろん聴けます)が聴き放題です。
音楽に合わせて画面に歌詞が出てくるので、洋楽を聴くときとても重宝します。最初の一か月は無料なので、これを機会に試してみるのも良いですね。英語学習は、やる気がある時に勢いに任せてガツガツやるのがおススメです。
余談
ちなみに、”Don’t Stop Me Now”は、クイーンのフレディ・マーキュリーを主役にした映画『ボヘミアン・ラプソディ』の一番良い箇所で使用されています。
※詳しくはちょっとネタバレ(?)になるのでナイショです
何回観ても曲の部分で鳥肌が立ちます。まだの方はぜひ観てみてくださいね。
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