今回は副詞節中の”主語 (S)+be動詞”の省略についてまとめてみたいと思います。
文章を読んでいてもよく出くわしますが、ある程度パターンが決まっています。
まとめてチェックしてみましょう。
3分程度で読めますよ!
副詞節中の”主語 (S)+be動詞”の省略まとめ
副詞節中の”主語 (S)+be動詞”の省略パターンは下記の通りです。
- 副詞節中のS´が、主節のSと同じ
- 副詞節中のV´がbe動詞 (時・条件・譲歩・様態に限る)
いまいちピンとこない…
下記にて例文付きで考えていきましょう!
副詞節中の”主語 (S)+be動詞”の例文
副詞節中の”主語 (S)+be動詞”の例文です。
時の副詞節を見てみましょう。
While she was in Japan, she bought the TV.
(彼女が日本にいる間、彼女はテレビを買った)
まず、主語sheがどちらも一致していますね。一致しているので、仮に省略しても、読者は「あ、ここにもsheがあるんだな」と理解できます。
また、be動詞も省略できます。一般動詞(たとえばplayやstudyなど)は原則省略できないので注意です。なんでもかんでも省略したら、なんの動詞が省略されているのかわからなくなりますからね。
結果、先ほどの例文は、”While in Japan,~”とすることが出来ます。
While she was in Japan, she bought the TV.
= While
shewasin Japan, she bought the TV.= While in Japan, she bought the TV.
(彼女が日本にいる間、彼女はテレビを買った)
他にもいくつか見てみましょう。
時の副詞節+命令文のパターンです。命令文はyouに対して語りかけているので、youが一致しているとみなし省略可能です。
Don’t eat while you are talking on the phone.
= Don’t eat while
youaretalking on the phone.(電話で話しながら食べるな)
条件のパターンです。
If it is kept in the refrigerator, meat will not go bad so soon.
= If
itiskept in the refrigerator, meat will not go bad quickly.(冷蔵庫の中に入れておけば、肉はすぐに悪くはならない)
譲歩のパターンです。
Though I was tired, I studied hard.
= Though
Iwastired, I studied hard.(疲れていたけれど、わたしは一生懸命勉強した)
様態のパターンです。
She dressed in red as she usually was.
= She dressed in red as
sheusuallywas.(いつものように、彼女は赤い服を着ていた)
慣用的な省略のパターンです。there isやit isが省略されることがあります。
You can ask me questions if there are any.
= You can ask me questions if
thereareany.(もし何かあれば、わたしに質問してもいいですよ)
However hard it is, you have to keep on trying.
= However hard
itis, you have to keep on trying.(どんなにつらかろうとも、君は努力し続けなければいけないよ)
おわりに
いかがでしたか? 省略はある程度パターン化されているので、何度か繰り返して、身体にしみこませてくださいね!
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