【決定版】名詞節を導く従位接続詞まとめ【that/whether/if/but/lest/間接疑問】

接続詞

 

今回は名詞節を導く従位接続詞をまとめてみました。

 

副詞節と違い、数が限られているので一気に全て押さえてしまいましょうね。

 

記事は5分ちょっとで読めますよ!

 

名詞節を導くのは…that/whether/if/but/lest/間接疑問

まずは全体像からご紹介します。

 

名詞節を導く従位接続詞は下記の通りです。

 

名詞節を導く従位接続詞まとめ
  • that: ~ということ(主語、目的語、補語、同格)
  • whether: ~かどうか(主語、目的語、前置詞の目的語、補語、同格、whether to V)
  • if: ~かどうか(目的語のみ)
  • but: ~ではないということ(=that~not)
  • lest: ~しはしないかと(≒that)
  • 間接疑問

 

 

細かい用法は一つずつチェックしていきましょう!

 

that

thatは「~ということ」という意味で訳します。

 

主語、目的語、補語、同格の位置にくることができます。万能選手ですね。

 

ただ、前置詞の目的語には原則なれないので注意してください。for that SVやwith that SVという形は不可というコトです。

 

(例外的にOKなパターンもあります。”前置詞 that SV”のパターンについてはコチラの記事:【全パターン網羅】”前置詞 that SV”となる表現【in that/except that/save that他】にまとめてみました。)

 

 

例文はコチラです。

 

まずは主語にくるパターンです。形式主語を使用する場合のみ、thatが省略されます。

That he was absent from the party discouraged me.

(彼がパーティーを欠席したということは、わたしをがっかりさせた)

 

It is a good idea that you study Chinese.

(中国語を学ぶというのは、良い考えだ)

 

次に目的語になるパターンです。thatが省略されることもあります。

I think (that) he is innocent.

(わたしは彼が無罪だと思う

=わたしは彼が無罪だということを思う)

 

補語になるパターンです。thatが省略されることもあります。なお、省略される場合は、thatの省略を明示するためにカンマが置かれることもあります。

The problem is (that) he is lazy.

The problem is, he is lazy.

(問題は彼が怠惰だということだ)

 

同格のパターンです。thatは原則省略されません。

The fact that he studied hard surprised me.

(彼が一生懸命勉強したという事実はわたしを驚かせた)

 

同格のパターンをとりうる名詞(今回の例文でいえばfact)は、ある程度決まっています。

 

同格のthatをとる名詞(代表的なもの)
①事実・情報系
  • announcement: 告知、assertion: 主張、fact: 事実、information: 情報、news: 知らせ、possibility: 可能性、proof: 証拠、rumor: うわさ
②思考・意見系
  • belief: 信念、demand: 要求、feeling: 気持ち、idea: 考え

 

 

 

なお、接続詞thatと関係代名詞thatは見分け方がけっこう紛らわしいです。

 

「なにそれ?」という方はぜひ下記の記事をお読みくださいね。thatについて詳しく説明しています。

 

参考記事:接続詞thatの用法まとめ。関係代名詞thatとの違いって?

 

whether/if

whether/ifは、「~かどうか」と訳すことができます。意味は同じですね。

 

ただ、次のような違いがあるので注意してください。ifの方が制約が多いのです。

(英作文ではwhetherを使った方が無難です)

 

 

whetherとifの違いは下記の通りです。

 

ポイント
①文中での位置
  • whether: ~かどうか(主語、形式主語、目的語、前置詞の目的語、補語、同格、whether to V)
  • if: ~かどうか(形式主語、目的語)
②or notの位置 (or notは全て省略可)
  • whether~ or not / whether or not~ のどちらも可
  • if~ or not のみ可

 

 

例文を見ていきましょう。

 

まずは主語にくるパターンです。

Whether he is our opponent is not clear.

彼が我々の敵かどうかはハッキリしていない)

 

形式主語が使用される場合のみ、ifも使用可能です。(whetherの方が好まれますが)

It does not matter whether he comes or not.

It does not matter if he comes or not.

(彼が来るかどうかは、どうでも良いことだ)

 

 

 

目的語にくるパターン。このパターンのみif使用可です。ifはor notの位置にも制約があるので、わかりやすくするためor not付きの例文で示します。

I don’t know whether or not he is our opponent.

= I don’t know whether he is our opponent or not.

= I don’t know whether he is our opponent or not.

(わたしは、彼が我々の敵であるのかどうかを知らない)

 

前置詞の目的語のパターンです。前置詞の後ろにwhetherのカタマリがきていますね。

I am not interested in whether he is our opponent or not.

(わたしは、彼が我々の敵であるのかどうかに興味がある)

 

補語にくるパターンです。

The problem is whether he is our opponent.

(問題は、彼が我々の敵であるのかどうかだ)

 

同格のパターンです。

The question whether he is our opponent is the most important.

(彼が我々の敵であるのかどうかという疑問は、最も重要だ)

 

whether to Vのパターンです。「Vすべきかどうか」と訳します。

I don’t know whether to approve his plan.

(わたしは、彼の計画を承認すべきかどうかわからない)

 

but

古い表現ではありますが、butが「~ではないということ (=that~not)」の意味で使われることがあります。

 

主に否定文で使われます。また、後ろにthatを伴い、but thatの形で使われることもあります。

 

 

例文はコチラです。

I am not sure but he may fail.

= I am not sure but that he may fail.

= I am not sure that he may not fail.

(彼は失敗するかもしれない

彼は失敗しないかもしれないということをわたしは確信していない)

 

lest

心配や懸念を表す表現とセットで使われます。節内では仮定法現在(shouldか動詞の原形)が使用されます。

 

lestは、いまではあまり使われない表現で、代わりにthatが使われる方が普通です。

 

例文はコチラです。

I am afraid lest he (should) get angry.

= I am afraid lest he (should) get angry.

(彼が怒りやしないかとわたしは心配だ)

 

間接疑問

最後は間接疑問です。

 

間接疑問とは、「疑問詞+SV」の語順で使われるもののことですね。whatやwhen、howなど、様々な疑問詞とセットで使われます。

 

例文はコチラです。

I don’t know when he went there.

(わたしは彼がいつそこへ行ったのかを知らない)

 

When he went there isn’t known.

= It isn’t known when he went there.

(いつ彼がそこへ行ったのかは、知られていない)

※It isn’t when~のItは形式主語(仮主語)です

 

 

なお、間接疑問のややこしい用法について知りたい!という方は、ぜひ下記の記事もお読みくださいね。

 

参考記事:【間接疑問】疑問詞の紛らわしい語順【whatは前?後ろ?】

 

おわりに

いかがでしたか?

 

名詞節を導く従位接続詞のパターンは、比較的数が少ないです。これを機会に一気に網羅できるとよいですね。

 

ご質問等ある方はコメント欄までお願いします。

 

 

なお、よく質問を受けるのですが、「おススメの文法書を3つ挙げろ」と言われたら、

  1. ロイヤル英文法
  2. 現代英文法講義
  3. 教師のためのロイヤル英文法

がダントツでおススメです。

 

 

何か疑問があれば、真っ先に調べるのがロイヤル英文法です。当ブログでも、「この記述で大丈夫かな?」と不安になることがあれば、よく活用させて頂いています。

 

 

重たいので持ち運びには向いていませんが、ロイヤル英文法(kindle版)も持っていると便利です。わたしは紙版とkindle版の両方を所持しています。

※ kindle版を読むにはアプリが必要ですが、スマホ/PCをお持ちであれば、アプリ自体は無料でダウンロードできます。

 

 

現代英文法講義は、ロイヤル英文法で解決しなかった疑問を解消してくれることがあるので重宝しています。また、少し違った角度から説明を与えてくれることもあるので、ロイヤルと併用しています。

 

 

教師のためのロイヤル英文法はややレベルの高い文法書ですが、教える立場からすると「なるほど」というような構成になっています。語法等の細かい知識も網羅しています。2020年現在、一般の書店で見かけることはなく、ネットでも中古しか見当たらないのが残念。

 

 

その他、分野別におススメ参考書等が気になる方はコメント欄で質問して頂いても構いませんし、当ブログの参考書カテゴリーでは、気になった書籍・勉強法を紹介しています。

 

それでは!

 


***
「なかなか面白かった!」「ブログいつも読んでいるよ!」等々…という方で、心の優しい方は投げ銭をして頂けると今後の励みにとっっってもなります。


投げ銭に手数料はかからず、amazonのギフト券でお願いする形になっております。15円~と少額から投げ銭可能です(もちろん多額の投げ銭も大歓迎!)。


「これでうまいモノでも食ってくれ」という奇特な方は、下記のリンク先で「受取人」の欄に juken.koshi.n@gmail.com を入力して頂ければ投げ銭できます。


Amazonギフト券 投げ銭


今後の活動の励みになりますので、ぜひぜひお気持ちだけでもお願いいたします。
接続詞 英文法
Nをフォローする
死ぬほどわかる英文法ブログ

コメント