【要注意!】robとstealの使い分け【I was stolenとしない理由】

英文法

 

今回はrobとstealの使い分けを解説したいと思います。

 

どちらも「盗む」という意味を持つのですが、その使い方はまるで違います。

 

一体何が違うのか? 早速見ていきましょう!

 

robは「人 (場所)」を目的語に取り、stealは「物」を目的語に取る

robは「人 (場所)」を目的語に取り、

stealは「物」を目的語に取る、というのが大きな違いです。

 

具体的な用法は下記の通りです。

 

ポイントrob, stealの用法

  <rob>

  • rob of 物: から物を奪う
  • rob 場所 of 物: 場所から物を奪う

 

  <steal>

  • steal : を盗む

 

 

 

どうしてrobは、

rob 人 (場所) of 物という語順になるの?

 

 

 

ポイントは、ofが「分離」の意味を持つことです。

 

※前置詞ofの詳しい解説は下記の記事をご参照ください。

rob 人 of モノ型の動詞をイメージでまとめて理解

 

 

 

 

人や場所を襲い、そこから物を「分離」する!

rob 人 (場所) of 物はそのようなイメージで理解すればOKです。

 

 

 

例文はコチラです。

He robbed her of the watch.

(彼は彼女から腕時計を奪った)

 

He robbed the bank of its money.

(彼はその銀行からお金を奪った)

 

He stole the watch from me.

(彼はわたしから腕時計を奪った)

 

 

I was stolenとしない理由

英作文で、“I was stolen money by him.”と書いてバツをつけられた記憶はありますか?

 

なんかあったかも…

 

 

上記の文がダメな理由は、受動態と能動態の書き換えを考えればわかります。

<受動態> I was stolen money by him.

<能動態> He stole money me.

 

 

ポイントは、”money(物) me(人)”というところです。

 

stealの後ろに「物」と「人」の両方が来ることは出来ないのですね。

「物を人から盗む」としたい場合は、“steal 物 from 人”とする必要があります。

 

 

つまり、stealの語法的に、”I was stolen money by him.”という表現は成り立たないのです。

 

※少し堅い言葉を使うと、stealはSVO (第3文型)を取る動詞なので、SVOO (第4文型)の形を取ることは出来ないのです。

 

I was stolenの代わりの表現

では、「わたしはお金を盗まれた」というように、

「~された」という意味合いを前面に出したいときはどうすれば良いのでしょう?

 

 

答えは、使役動詞haveを使うことです。

 

 

※使役動詞haveの用法は下記の記事をご参照ください。

知覚動詞と使役動詞って?原形不定詞、現在分詞、過去分詞の使い分けまとめ

 

 

例えば、「わたしは彼に腕時計を盗まれた」は次のように表現できます。

I had my watch stolen by him.

(わたしは彼に腕時計を盗まれた)

 

 

 

勘違いしやすい表現も、仕組みを理解出来ていれば、

間違えることはなくなりますね!

 


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