【意外と知らない】「以前~したものだった」wouldとused toの違いとは【be/get used toとの違いも】

文型(動詞・助動詞・受動態)

 

今回は「以前~したものだった」の違いを探ってみたいと思います。used to Vとwould Vがよく使われますが、実はコレ、結構意味が違うんですね。

 

また、be used to Vingとget used to Vingも意味を混同しがちなので、注意が必要です。

 

今回はこれらの違いを例文付きで探ってみました。

 

wouldとused toの違い

まずはwouldとused toの違いからです。

 

 

ポイント
・used to V: 以前Vしたものだった

①いまは違う

②動作/状態動詞どちらも使用可

 

・would V: Vしたものだった

①いまはどうかわからない

②動作動詞のみ使用可 (元はwill「意志」の意味から来ている)

 

 

これだけだとまだ「?」だと思います。

 

例文付きで見てみましょう。

I used to live with my son,

(わたしは以前息子と住んでいた =①いまは一緒に住んでいない②状態動詞を使用)

 

and we would often go to theaters together.

(わたしたちはよく一緒に映画へ行ったものだった =①いまも行ってるかは不明②動作動詞を使用

 

 

まず、前半部分の”I used to live with my son.”に注目です。

 

ここではused to Vが使われていますので、「一緒に住んでいた」のは過去の事実で、現在はそうではないことが含意されています。また、live「住む」という状態を表す動詞とセットで使用されている点にも注目です。

 

 

後半部分の”we would often go to theaters together”would Vの形が使われていますので、

現在はそうであるかどうかはわかりません。つまり、現在も一緒に映画へ行っているかもしれないし、そうでもないかもしれないのですね。

 

また、go「行く」という動きを表す動詞とセットで使用されている点もポイントです。wouldは元々willの「意志」という意味を含んでいるので、動きを表す動詞との相性が良いのですね。逆に、状態を表す動詞に意志は感じにくいので、あまり相性は良くないのです。

 

 

一方、下記のような例文だったらどうでしょう? 前半と後半のどちらもused to Vが使用されています。

I used to live with my son,

(わたしは以前息子と住んでいた =①いまは一緒に住んでいない②状態動詞を使用)

 

and we used to go to theaters together.

(わたしたちは一緒に映画へ以前行っていた =①いまは行っていない②動作動詞を使用

 

 

used to Vは状態/動作どちらの動詞も使用することが出来ます。前半のused to liveは状態を表す動詞、後半のused to goは動作を表す動詞とセットで使用されています。

 

また、used to Vは「いまは違う」ということを含意するので、

「いまは一緒に住んでいない」「いまは一緒に行っていない」ということが意味されています。

 

be used to Ving/get used to Ving

be used to Ving/get used to Vingについても確認してみましょう。

 

used to Vとよく似ている表現ですが、全く違う意味を持つので要注意です。

 

 

ポイント
  • used to V: 以前Vしたものだった
  • be used to Ving: Vすることに慣れている(状態
  • get used to Ving: Vすることに慣れる(動作

 

 

be/get used to Vingも「慣れる」という意味になりますが、

  • be動詞なのでbe used to Vingは「状態」、一般動詞なのでget used to Vingは「動作(慣れない⇒慣れるへの動きがある)」
  • toは前置詞なので、後ろは動名詞Vingになっている(前置詞の後ろは名詞/代名詞/動名詞がきます)

という点に要注意です。

 

 

例文はコチラです。

I am used to living in the countryside.

(わたしは田舎に住むことに慣れている)

 

I got used to living in the countryside.

(わたしは田舎に住むことに慣れた)

 

まとめ

いかがでしたか? 最後に改めてポイントをまとめておきます。

 

 

used to V/would V
・used to V: 以前Vしたものだった

①いまは違う

②動作/状態動詞どちらも使用可

 

・would V: Vしたものだった

①いまはどうかわからない

②動作動詞のみ使用可

 

 

used to V/be used to Ving/get used to Ving
  • used to V: 以前Vしたものだった
  • be used to Ving: Vすることに慣れている(状態
  • get used to Ving: Vすることに慣れる(動作

 

注意点①:be動詞なのでbe used to Vingは「状態」、一般動詞なのでget used to Vingは「動作(慣れない⇒慣れるへの動きがある)」
注意点②:toは前置詞なので、後ろは動名詞Vingになっている(前置詞の後ろは名詞/代名詞/動名詞がきます)

 

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

それでは!

 


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