今回は料理に関する「煮る/蒸す/炒める/焼く」という意味を持つ単語についてまとめてみたいと思います。
boil/steam/fry/bake/toast/roast/grill/broil/burnの違いは完璧に理解出来ているでしょうか?
イメージ図付きでわかりやすくお伝えしていきます!
煮る/蒸す/炒める/焼くの表現まとめ
まずはboil/steam/fry/bake/toast/roast/grill/broil/burnという意味・用法の違いをまとめてみましょう。それぞれ下記のような違いがあります。
- boil: ゆでる、沸かす、炊く (水を温めて調理)
- steam: 蒸す、ふかす (蒸す)
- fry: 炒める、揚げる (フライパンや鍋で火にかける)
- bake: 焼く (パンやケーキをオーブンで)
- toast: 焼く (パンやケーキをパリパリに)
- roast: 焼く (魚や肉をオーブンで)
- grill / broil: 焼く (魚や肉を網で)
- burn: 焼く (焦がす…)
いまいちピンとこない…
大丈夫です。具体的な例文・イメージ図と一緒に見ていきましょう!
boil
「boil: ゆでる、沸かす、炊く (水を温めて調理)」からみていきましょう。
水を温めて調理するものは全てboilになります。
例を見ていきましょう。
boil eggs: 卵をゆでる
boil water: 水を沸かす
boil rice: 米を炊く
steam
「steam: 蒸す、ふかす」です。
これはそのままです。steamは蒸すときに使う単語です。
例はコチラです。
steam sweet potatoes: さつまいもをふかす
steam pork buns: 肉まんをふかす
fry
「fry: 炒める、揚げる (フライパンや鍋で火にかける)」です。
フライパンや鍋で火にかけるイメージです。チャーハンは、漢字で「炒飯」と書きますが、英語だと”fried rice”です。チャーハンはフライパンで火にかけますからね。
例はコチラです。
fried rice: チャーハン (炒飯)
fry onions: 玉ねぎを炒める
French fried potatoes/French fries: フライドポテト
bake
「bake: 焼く (パンやケーキをオーブンで)」です。
パンやケーキをオーブンで焼くイメージですね。ピザなんかでもOKです。
例はコチラです。
bake a pizza: ピザを焼く
bake a cake: ケーキを焼く
bake bread: パンを焼く
toast
「toast: 焼く (パンやケーキをパリパリに)」です。
パンやケーキをパリパリに焼くイメージです。「トースター」は日本語にもなじんだ表現ですが、まさにそのイメージです。
例はコチラです。
toast bread: パンを焼く
toast sandwiches: サンドウィッチを焼く
roast
「roast: 焼く (魚や肉をオーブンで)」です。
魚や肉をオーブンで焼くイメージで、「ローストビーフ」という表現のイメージそのままです。
例はコチラです。
roast the turkey: 七面鳥を焼く
roast the chicken: チキンを焼く
roast beef: ローストビーフ
grill/broil
「grill / broil: 焼く (魚や肉を網で)」です。
網の上で魚や肉を焼くときに使います。下の図を見てもわかる通り、バーベキューのイメージに近いです。(ちなみに、屋外で焼くときは特にbarbequeという単語を使う傾向があるようです)
例はコチラです。
grill meat: 肉を焼く
grill a fish: 魚を焼く
burn
「burn: 焼く (焦がす…)」です。
日本人の感覚だと「焼く=burn」と考えがちですが、burnは焦げることを示す単語です。料理に使うとヤバい状況を連想させます。
例はコチラです。
burn meat: 肉を焦がす
burn the toast: トーストを焦がす
まとめ
いかがでしたか? 各単語の違いを改めてまとめてみましょう。
- boil: ゆでる、沸かす、炊く (水を温めて調理)
- steam: 蒸す、ふかす (蒸す)
- fry: 炒める、揚げる (フライパンや鍋で火にかける)
- bake: 焼く (パンやケーキをオーブンで)
- toast: 焼く (パンやケーキをパリパリに)
- roast: 焼く (魚や肉をオーブンで)
- grill / broil: 焼く (魚や肉を網で)
- burn: 焼く (焦がす…)
最後までお読みくださりありがとうございました。日常英会話で使える表現ですので、これを機会に整理出来れば良いですね!
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