今回は「宇宙」という単語について学びましょう!
space, universe, cosmosの違いについて説明いたします。実は少し注意が必要な用法も含まれているのですね。
どんな説明になるのかな?
一緒に見ていきましょう!
「宇宙」を英語で言うと -space/universe/cosmosの意味の違い
「宇宙」を意味するspace/universe/cosmosの違いは下記のとおりです。
- space: 大気圏外の宇宙空間 (無冠詞で使用)
- universeは: 存在するすべてのもの (theとセットで使用)
- cosmos: 秩序ある宇宙 (theとセットで使用)
これだけ見てもわからない・・・
具体的な説明は、例文付きで一緒に見ていきましょう!
space/universe/cosmosの例文
下記が詳しい説明と例文です。
space
まずはspaceから。
spaceは「大気圏外の宇宙空間」という意味合いを持ちます。無冠詞で使われるのがポイントです。
どうして無冠詞なの?
theには、「特定の」というイメージがあります。「特定の範囲を囲む」というイメージですね。
ただ、宇宙空間というのは超広い。ほぼ無限に広がっているわけです。つまり、「特定の範囲を囲む」という発想がしにくいわけです。
そのため、space「宇宙空間」は無冠詞で使われるのです。
例文はコチラです。
His rocket was launched into space.
(彼のロケットは、宇宙空間へと発射された)
なお、theに関する関連記事はコチラです。よろしければお読みくださいね。
universe
次はuniverseです。
universeは「存在するすべてのもの」という意味を含んだ宇宙になります。そのため、「森羅万象」という訳語が充てられることもあります。
この語は、「存在するすべてのもの」を特定の範囲として捉えることが出来るので、theとセットで使用するのが基本です
I want to know the truth of the universe.
(わたしは宇宙の真理を知りたい)
cosmos
ラストはcosmosです。
cosmosは「秩序ある宇宙」を示す語です。
体系だった宇宙を示すので、特定の範囲を頭に描くことが出来ます。かつ、みなが知っている唯一のモノ(the sunと同じです)なので、theとセットで使用されます。
例文はコチラです。
The cosmos is changing every minutes.
(宇宙は刻一刻と変化している)
おわりに
いかがでしたか?
似たような単語でも、微妙なニュアンスを使い分けられるようになるとカッコイイですね! ご質問等あればコメント欄までお願いします。
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