今回はtimeを使った接続詞をまとめてみました。
これがわかると、読解のみでなく、英作文の幅がぐっと広がるハズです!
サクッと確認していきましょう!
timeの接続詞まとめ:every/each/the first/the last/the next time /any time SV…
timeを含む接続詞まとめは下記のとおりです。全て副詞節(副詞のカタマリ)を作っています。
- every time SV / each time SV: SVするときはいつでも、SVする度に*
- the first time SV: 初めてSVするときに
- (the) next time SV: 次にSVするときに
- the last time SV:最後にSVするときに
- anytime SV: SVするときはいつでも
* everyよりeachの方が「1つ1つ」に対し、より個別に意識が向けられるイメージ。また、everytimeとつづることもあるが、every timeの方が普通
Every time I visit his house, his father is absent.
Each time I visit his house, his father is absent.
(わたしが彼の家を訪ねるときはいつでも、彼の父親は不在である)
The first time I met him, I liked him.
(わたしが初めて彼に会ったとき、わたしは彼のことを好きになった)
Next time I come, I’ll bring my son.
(次にわたしが来るときは、わたしは息子を連れてきます)
The last time I met him, he looked tired.
(最後にわたしが彼に会ったとき、彼は疲れて見えた)
Anytime you need me, you can call me.
(君がぼくを必要とするときはいつでも、君はぼくに電話してね)
(the) next timeの用法について
(the) next timeについては、簡単に補足をしておきます。
ポイントは、「SVの時制」と「theの有無」です。
SVの時制
下の例文を見てください。何か違和感を覚えませんか?
Next time I come, I’ll bring my son.
(次にわたしが来るときは、わたしは息子を連れてきます)
“I come”の部分が現在系になっているんですね。「次のコト」という未来の出来事を話しているにもかかわらず、”I will come”とはなっていないのです。
これは、「時・条件の副詞節ではwillを使わない」というルールがあるためです。
「時・条件の副詞節」というのは、「~するとき(時)」や「もし~するなら(条件)」といったものを指します。whenやifなんかがそうですね。
今回の”next time”も同じです。「次のとき」というときの副詞節なので、その中でwillを使用することはできません。
(the) next time
次はtheの有無についてです。
最初に宣言しますが、これ、興味ない方は読まなくてもOKです。ムチャクチャ細かい話なので、時間がない方は飛ばしてください。
***
(the) next time SVで「次にSVするときは」ですが、これ、theはあってもなくてもいいんですね。
「なぜか?」を考えるとき、theの役割について触れる必要があります。
theって何かを特定する働きを持っているんですね。たとえばthe penであれば、「去年後輩からもらったペン」みたいに、何か特定のペンを意味するんです。そこら辺に転がっているペンではいけないのです。
で、(the) next time SVに話を戻しましょう。
「次にSVするとき」を特定の出来事としてハッキリ意識しているのかどうかで、theの有無が変わってくるんですね。
「次に~するとき」って言うとき、まだその「次のとき」は来てないわけじゃないですか。だから漠然とした「次のとき」を考えるだけでも話せてしまうんです。そんなとき、theは使いません。なぜなら、「特定の次のとき」をそこまでハッキリ考えているわけではないから。
一方、「次のとき」をハッキリ意識しているのであれば、theがつくというわけです。
ただ、これは正直どちらでも良いです。theがあるパターンとないパターンをそれぞれネットで調べてみましたが、「theがないパターンの方がじゃっかん多いかな?」という程度でした。
おわりに
最後は少し細かくなってしまいました。最初のうちは細かい箇所は無視してOKです。まずは基本的な言い回しを暗記して、英作文で実際に使ってみてくださいね!
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