今回は“stimul, stinct, sting, tinct, ting”を含む単語をまとめてみました。
語源から考えると、様々な単語を一気に本質理解することが出来ます。
一体どのようなものなのか? サクッと確認していきましょう!
“stimul, stinct, sting, tinct, ting”を含む英単語まとめ
stimul, stinct, sting, tinct, tingには、
- stimul, stinct, sting, tinct, ting: 刺す (prick)
というイメージがあることを意識してください。
「stimulate: ~を刺激する」は、刺して刺激するイメージです。
- stimul: 刺す
- ate: 単語を動詞化
「instinct: 本能、直感」は、中に元々刺さっているものというイメージです。
- in: 中
- stinct: 刺す
このように「stimul, stinct, sting, tinct, ting: 刺す」というイメージを意識しつつ、下記の単語に目を通してみてくださいね。
- stimulate: ~を刺激する(ate: 単語を動詞化)
- stimulus: 刺激(複数形は「stimuli」)
- sting: ~を刺す
- stinger: 刺すもの、刺す人、針(「er: ~する人/モノ」)
- stinging: どげのある、辛辣な、刺すような
- distinct: はっきりわかる、まったく異なった(「dis: 離れて、否定」、2つのものを離れて刺して区別するイメージ)
- distinctness: 明確、明瞭(「ness: 単語を名詞化」)
- distinction: 区別、区分、差別、卓越、特徴(「ion: 単語を名詞化」)
- distinctive: 明確に区別できる、明らかな、特有の(「ive: 単語を形容詞化」)
- distinctiveness: 特殊性
- distinctively: 明確に、特徴的に(「ly: 単語副詞化」)
- distinguish: ~を区別する(「ish: 単語を動詞化」)
- distinguishable: 区別できる、見分けられる(「able: 可能」)
- distinguished: すぐれた、抜群の
- distinguishing: 顕著な
- extinct: 絶滅した、消滅した(「ex: 外」、外に引き抜いて存在を消し去るイメージ)
- extinction: 絶滅、死滅(「ion: 単語を名詞化」)
- instinct: 本能、直感(「in: 中」)
- instinctive: 本能的な、本能の(「ive: 単語を形容詞化」)
- instinctively: 本能的に(「ly: 単語副詞化」)
おわりに
いかがでしたか? 語源は威力抜群なので、超オススメの単語勉強法です。たくさんの文章を読み込むのと並行で、語源学習も出来ると効果抜群だと思います。
なお、語源系の書籍としては、個人的には語根中心英単語辞典がイチオシです。なぜか一般の書店ではあまり見かけない気がします。
イラストがあるわけではないですが、かなり網羅性が高く、かつ「なるほど!」と思わせるような単語の並びになっています。
読み物というよりは、辞書代わりに一冊手元に置いておくと非常に重宝します。
その他、下記の語源本もおすすめです。
はやりの語源図鑑です。図がたくさんあり、導入としてはおススメです。
これも個人的には大好きな語源本です。系統だっていてわかりやすいです。(一般の書店にはあまり置いていないかもしれません)
また、辞書のジーニアス英和辞典 第5版は語源の説明が充実しているのでおススメです。(そして、辞書としても最も使い勝手が良いように感じます)
質問等あればコメント欄までお願いします。
それでは!
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