【歌で学ぶ英語】Santa Claus is Coming to Town【had better V】

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こんにちは、洋楽で英語を学ぶシリーズ、今回の題材は”Santa Claus is Coming to Town(サンタが街にやって来る)”です。

 

クリスマスの定番曲ですね。幼い頃に聴いた人も多いはずです。

Santa Claus is coming to town (Lyrics – Children version)

 

had better V: Vした方が良い

さて、今回の曲で注目したいのは次の表現です。

 

ポイント
  • had better V: Vした方が良い
  • had better not: Vしない方が良い

 

 

助動詞的な表現としてhad better Vというものがあるのですが、

意味のほか、had better Vの否定文の作り方にも注意が必要です。

 

 

よくやりがちなミスにhad not better Vというものがあるのですが、

notはhad betterの後ろに置き、had better not Vとします。

 

 

今回は、そんな間違えやすい部分に焦点を当て、歌詞を見ていきましょう。

 

「気をつけた方がいいよ、サンタさんが街にやって来るから、いい子にしてないといけないよ」

 

そんな文脈を頭に入れ、下記の一節に目を通して見てください。

You better watch out

(気をつけた方がいいよ)

 

You better not cry

(泣いたりしない方がいいよ)

 

You better not pout

(すねたりしない方がいいよ)

 

※had betterの”had”は欠落しています。口語だとちょくちょくhadが発音から落ちることがあります

 

 

この歌詞を何度か口ずさめばもう大丈夫ですね。notはbetterの後ろにくるとわかるはずです!

 

 

ちなみに、おまけとして続きの歌詞を載せておきます。

 

進行形が使われているのですが、これは「確実性の高い未来」を意味すると考えられます。

 

「頭の中で今まさに行動が行われている⇒頭の中で行動が進行するほど確実な未来」という発想です。

I’m telling why

(理由を教えるよ)

 

Santa Claus is coming to town

(サンタが街にやって来るからさ)

 

 

ちなみに、未来の表現は下記の記事にまとめてあります。実は現在形が未来の出来事を表すことがあったりと、結構奥が深いのです。

【未来の表現の違い】will/be going to/進行形/現在形の意味・用法

 

おわりに

いかがでしたか?

 

今回の表現は入試や英検などの各種試験はもちろん、実際の英文でもしばしば見かける表現です。何度か口ずさみ、リズムに乗せて覚えられると英語学習がいっそう楽しくなると思います。

 

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